ボードゲームを始めよう

ボードゲームは知的で楽しく、子供から大人まで楽しめる

ソクラテスってひと

2005年04月15日 20時00分00秒 | 哲学
その昔ヒゲのおっさんがいました。ソクラテスさんです。
ソクラテスさんは何かを知らないことを私は知っている→何かを知らないことを知らない人より勝っている。と言いました。例えば「公平とは何か」に対し、ソクラテスさんや他の人は公平とは何か答えることができない、しかし公平さを知らないことを知っているという点で他の人より勝ってるということ。二度言ってみた

知らないという事実を知ると、知りたいという欲求にかられます。
ソクラテスさんは弟子たちと問答にあけくれ、弟子たちに無知を気づかせたのです。
スクラテスさん自身も答えを知らないことを弟子に問いていったのですねぇ~でもなかなか面白いから皆さんもやってみてください。ボードゲームとは何ぞや、楽しいとは何ぞや、「だから何?」って言われるかもしれないけど、その人が興味もってるものなら「あれ、何て言えばいいんだろう」って思うんだろうなぁ

えっと、そんなことばかりしているもんだから
当時の権力者たちも、ほんまは何も知らないんちゃう?みたいなことになり、権力者たちの怒りを買いました。人の心を惑わすとして国外追放か死刑にするぞ!と言いました。するとソクラテスさんはスゴイことにこう言ったのです。

私は魂が不滅であることを知っている、だから死を恐れることはありません
ソクラテスさんは魂の不滅を論証していました、そして不滅だと知っている。知っているのに、それを信じないことはありえない。自分で知っていることを信じないことは、「知っている」ということ自体が意味がわからなくなってしまう。
ソクラテスさんは自ら毒杯を飲み干したのです・・・

ここでは魂が不滅かどうかはツッコまないでください。
ソクラテスさんが言いたいのは、知っているのに信じないのは矛盾するということです。
ひさびさにビビっときたね~
知っているということは信じるということで肯定されるんだなぁ~。いままで知ってる、知ってたってことを自分は信じているでしょうか・・・私は自分がいずれ死ぬということを知っている→しかし明日死ぬ可能性があることを信じていないかもしれない・・・。私はオバケや幽霊がいないことを知っている→しかしオバケ屋敷やホラー映画は怖くて目をそむけてしまうのです。(オバケ・幽霊がいる、いないは人それぞれです)

ソクラテスさんのように知っることへの愛に身を焦がしたい


最新の画像もっと見る

コメントを投稿