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何度読んでも飽きないマンガ2

2005年09月23日 23時59分00秒 | アニメ・コミック・ゲーム
今回は伝説の少女マンガ・・・ガラスの仮面です。
北島マヤは一見 平凡な少女だった
けっして美少女ではなく 成績もよくはなかった
そう・・・この小さな少女の胸に熱く激しく燃える炎のことを・・・
いったい誰が知っただろうか・・・?
005という下りではじまります。でも目に☆入ってる・・・
しかし・・・
057この人の方が恐ろしい・・・

ガラスの仮面は演劇の世界を描いた少女マンガ
平凡な少女・北島マヤはドジで勉強ダメ、おっちょこちょい
の現代なら萌え~な設定(・・・。)しかし演技のことになると
常人を凌駕する才能を発揮するのです・・・!
一度見ただけの映画を一語一句暗記し、振り付けまでしてしまう!
それを当たり前のようにこなした彼女に対して
おそろしい子!な、わけですね。

昭和51年にコミック第1巻発行ですから・・・
えーと30年近く前の作品。だもんでマンガ演出もやや古典的。
多くのセリフが説明的です。しかしわかり易い!
おきゃん という表現つかいます。たまにですが。
それが初め笑えますが、いつしか気にならないほど
内容にハマっていきます。

ちなみに おきゃん とは
活発でやや軽はずみな若い女性。また、そのようなさま。
漢字で「御侠」と書かれ、接頭語の「御」と「任侠(にんきょう)」
などの「侠」の字を唐音読みした「侠(きゃん)」からなる。
元々、接頭語の「お」を付けず「きゃん」と使われ、
勇み肌で粋なことや人を意味した。そのような性格であれば
男女問わず使われていたが、明治時代に入ってから「お」を付け、
若い女性のみをさす言葉になった。
勉強になりますなぁ


北島マヤは様々な人物に
「平凡なのに不思議な子」と表現されてます。
読み手にとってはすでに平凡ではないのですが、
これだけ何度も平凡って言われると、あぁ平凡なんだ~
と思ってしまうのがスゲェ・・・ゴクリ・・・

不思議な子 といわれる由縁は色々とあるのですが
マヤって子は「無意識」に超人的な才能を発揮するのです。
否、無意識はやや語弊が・・・
彼女は演劇に関する努力は惜しみません。
しかし自分は平凡なんだ、未熟なんだ という
劣等感を常に抱いており、その才能をまったく鼻にかけません。
いうなれば無垢なのです。

読み手は1つのことに一途な彼女を、いつのまにか応援
してしまいます。何度も何度も逆境にさらされながらも
上しか見ない 彼女の姿勢に心を打たれるのです。

演劇に対する情熱、彼女を取り巻く演劇界、その逆境、
自分を支えてくれるあしながおじさん→紫のバラのひと、
しかもいまだ連載中!!恐るべし!未完っすよ、まだ。
(2005年9月23日現在)

大好きなくだり
奇跡の人 でライバル姫川亜弓とのダブルキャスト、
オリジナリティあふれる演技でアカデミー芸術祭で
助演女優賞をとるまでのくだり

通り雨 演劇界からTV界へ転進→芸能界をほされて
心機一転、学園祭を機にひとり芝居にチャレンジ。
客の呼吸を大事にすることを学ぶまでのくだり

真夏の夜の夢 妖精パックを通じ、今まで無かった
リズム感、躍動感で野外ステージを思う存分活用した
演劇のくだり

ふたりの王女 のオーディション&役作り
姫川亜弓とマヤがお互い今までと違ったイメージの役に挑戦。
記憶の再現 をテーマに役を掴んでゆくまでのくだり

紫のバラのひと→速水真澄
物語を通して展開。恩師を追い詰める大都芸能の冷血漢
速水真澄。しかし影ながらマヤを支え続ける紫のバラのひと
なのです。正体が明らかになるとき・・・
いつしか年齢も身分も超えた恋愛に・・・!?


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