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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

種子島を訪ねて(1)

2019-05-23 11:25:03 | 旅行記
 55年ぶりに種子島へのミニ旅行に出発した。

 2泊3日だが、ほぼ全島を網羅するコースを設定している。

 ブログには帰宅後1日毎に、3回にわけてUPしてみようかと思っている。

 前日はロアッソ熊本Vsガイナーレ鳥取の試合の応援に出かけたのだが、久々のナイターでしかも天気は下り坂。

 

 下り坂の天気に心配しつつ、これで試合に負けたりしたら、気分がよろしくない状態での旅行スタートだったのだが、試合は見事勝利した。

 

 前半先取してニヤリとしたらあっという間に逆転され、後半追いついて最後のアディショナルタイムで逆転して狂喜乱舞。

 

 カモンロッソで大いに盛り上がっての翌日、朝から曇り時々雨という恵まれない天候の中を種子島に向かって出発となったのである。

 

 鹿児島空港から乗る飛行機の大きさを見て、気流の乱れだのがないことを祈った。

 空模様が気になって、手荷物に折りたたみ傘をプラスしておいた。

 出発地の鹿児島空港には大きな「屋久杉」の写真が飾られていて、屋久島+種子島として紹介されているが、情報量は圧倒的に屋久島で、登山や縄文杉など観光の目玉を屋久島とし、辛うじてプラス種子島という少々片手落ちの扱い。

 

 ただ今回の旅の目的は、結婚当初に相方といつの日か種子島に行こうと約束していたことを実行することだった。

 十代の頃に初めて離島を訪れたのが種子島で、見るものがすべて物珍しく若かったので新鮮な経験が全て印象として残されていたのだ。

 到着した種子島空港は、曇っていて時々小雨が降っていた。

 取り敢えずレンタカーを借りて島内を巡った。

 
 (雄竜雌竜の岩)

 種子島版夫婦岩といったところ。

 
 (火縄銃:種子島)

 鉄砲が伝来した島として有名だが、これを模倣して作ってみようという技術力があったところがミソ。

 ただ銃尾部分を塞ぐ方法として用いられていたネジの作成技術は、その後訪れたオランダの技術者に学んだらしい。

 
 (馬毛鹿)

 種子島の直ぐ西側には馬毛島という平坦な島がある。

 昨今は米軍の飛行訓練場として使うことを巡って、国と所有者との話し合いが行われたことで知られるようになった。

 以前は大勢の住民がいて、鹿などの猟も行われ絶滅寸前までいったが人間の方が撤退してして無人島状態になり、鹿も自然に増え始めているらしい。

 
 (月窓亭の庭)

 鉄砲やその他生活・文化などを展示した通称「鉄砲館」から紹介されて近くの種子島の有力武将の屋敷跡に向かった。

 家の造りなどは、本土の武家屋敷などと似たところがあるが、変わっているのはその庭で、植生がまるで違う。

 南国情緒溢れる日本庭園といったところか・・・。

 
 (最北端の喜志鹿崎)

 突端には灯台もあって、天気が良ければ多分対岸の大隅半島が見える筈だが、あいにくの視界の悪さだった。

 あいにく天候には恵まれない到着第一日目ではあったが、鉄砲館での親切な対応や、月窓亭でのお茶の接待などで曇りがちな天候とは裏腹に、何だかだんだん楽しい気分になってきた。

 明日からは天気も回復する予報なので、更に楽しめそうである。

 携帯に妙な電話が飛び込んで、日常に引き戻されることのないよう祈って1日目を終わる。

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