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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ツバメに優しいお店

2015-05-22 09:47:42 | 人声人語
 ツバメの子育てシーズンが到来したようだ。

 去年は近所のお茶屋さんの入口の真上の巣からヒナが落ちてしまって店番の女の子が途方に暮れていて、二人で巣に戻した事を思い出した。

 

 これは先日訪れた窯元の店内の照明の上で親鳥が運んでくる餌を待っている3兄弟(3姉妹?)。

 

 これは別の店内の商品展示場の真上の巣からのツバメの落とし物をキャッチするため設置されたビニール傘。

 最近ツバメの個体数が減少しているそうである。

 どうやら原因は、昔の農家などは平気で家の中や玄関脇に巣をかけられたが、最近は建物の構造が変わり密閉されていたり、糞害だといって巣をかけると落とされたりして、ツバメも営巣に苦慮しているらしい。

 子育てがままならないところには、ツバメは寄りつかないというか寄りつけないのである。

 蜜蜂もそうだが自然破壊の元凶は人間であることが多いが、個体数の減少という現実を前にしても目先の経済性などに惑わされて、日本の古来からのツバメとの共生のようなものまで顧みられなくなったということだ。

 そんな昨今のありさまなのだが、こうした処置をしながら入口を開けている店を見ると店主の優しい心根が窺えると同時に、商売そのものも誤魔化しの無い誠実な商いをする店なのだろうと思ってしまう。

 マイナスだと思っていたことでも、一つ手を加えることでマイナスをカバーして人の信頼を勝ち得る好例のような気がした。

 そう言えば、少子化も嘆くばかで対策は真正面にあるのに気づかないか、逃げているだけなのかも知れない。

 1000兆円越えの負債と共に、逃げに関しては日本人はとても速くなった。

 「逃げまくれ赤字国債核のゴミ」

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コメント
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