Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

日日是好日 一日一日を大切に頑張って行きましょう ξ^_^ξ

◆大晦日は心の闇

2022-12-31 04:29:28 | Weblog

木枯らしが激しく吹き、師走の空は雲の動きもいそがしげである。
世間は正月の支度に忙しく、餅つきをしている家の隣には、
小笹をそれぞれ手に持って煤掃きをしている家もある。
暮には決算をつけるのが世の習わしなので、
金を量る天秤の針口を叩く小槌の音が冴えて聞こえる。
商店の軒下に、目盲の乞食が並んで立って、
「こんこん小めくらに、お壱文くだされませい」と呼ぶ声がしきりに聞こえ、
古札納めの乞食・雑器売り・榧・かち栗・伊勢海老売りのふれ声、
神田須田町から新橋金杉橋にいたる通りには、
破魔弓売り・新年の着物・たび・雪駄を売る露店が立並び、
人々が、忙しげに歩き回る様子を見ると、
「足を空にして」兼好法師が書いたのを思い出され、
今も昔も所帯持つ人々の年の瀬は忙しいものである。

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江戸では毎日のように火事があった。火消制度ができ、辻ごとに天水桶が積み上げられたが、
一度出火すれば木造の家並にはアッという間に火が廻った。

後世芝居になった「八百屋お七」。
十六歳のお七の恋物語は人々の涙をしぼった。

歌舞伎狂言「八百屋お七」。
踊りや芝居では「お七」といえば櫓に上って太鼓をを打ち鳴らすパターンが定着した。


          日本の古典 グラフィック版 好色五人女 「八百屋お七物語」

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