ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

頂いた笹小紋に帯5本!&束髪風ヘア

2012-10-09 21:12:17 | きものコーディネイト

先日ご紹介した「頂いた笹小紋」、そろそろお礼のご挨拶にいかなくっちゃ。ということで、いろいろコーディネイトを試してみました。

最初に考えたのは、笹の葉ということで、帯も笹ということで「笹尽くし」

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帯・ひげ紬の竹笹帯

帯揚げ・鴇色(ときいろ)の縮緬

帯締め・鴇色に青のドット

次は黒の笹帯です。

P1000648_3

帯・黒に緑、白の竹笹塩瀬

帯揚げ・薄い緑

帯締め・グレーの大島

うーん、これはちょっと強すぎるような~

次は少しかわいい?

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帯・ピンクの菊唐草

帯揚げ・緑、オレンジツートンのぼかし

帯締め・ピンクの大島

お昼を食べたあと、次のコーディに挑戦

次は少し上品コーディということで。

P1000763_2
帯・白の猿蟹合戦

帯揚げ・縮緬鴇色

帯締め・クリーム色の道明(この色は変えなくちゃね)

次は、なんだっけ?

P1000768

帯・紫の花模様

帯揚げ・薄紫とベージュのツートン

帯締め・モーブ色

で、結局お礼には、この大人しめコーディ、どちらかでいくことにしました。多分「猿蟹合戦」のほうかな。

ヘアもまとめて、写真撮ってくれる人もいたので、髪型もアップ。

P1000732sokuhatu2

簡単にまとめたのに、サンゴのかんざししただけで、なぜか束髪風?

まずハーフアップした髪をくるくると巻いて土台に、その上に下の毛をまとめ、先をゴムで留め、土台の上にかぶせただけ。

ポイントは、ハーフアップしたとき、前髪をいつもより膨らませた(盛った)ことでしょうか

そんなこんなで連休は暮れていきました。

「そんなこと一日やってるのか、いいなあ」と愚息

「はい、00年間、仕事&子育てしてきましたから~~、せめてこのくらい」

子育て、まだまだ先のことが心配な人も

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復元なった東京ステーションホテルで娘とデート

2012-10-07 15:27:53 | 家族

連休の初日、復元なった東京ステーションホテルにいきました。

最初は箱根の温泉に行くつもりでしたが、地方から帰還なった息子が、

「友達に会いたい。家で母のごはんを食べたい」とOOOことをいうので旅行は中止。(OOOのなかに入るのは次のどれでしょう? 1 可愛い 2 面倒な)

都内に住んでいる娘と待ち合わせ二人で、復元された東京ステーションホテルに行きました。

Photo

ホテルのロビーで。

それにしても、すごい人でした。浅草のスカイタワー並みのこみよう。

向かいのビルのバルコニーからも鈴なりの人たちが写真を撮っていました。

P1000685

おなじみの?天井

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赤レンガ。「前にいる人邪魔なんですけど」と娘。確かに

ランチをしたあとは、娘が「お嫁さんになりたい」という岡田准一主演の映画「天地明察」を観るために有楽町まで歩いていきました。

途中、知らないあいだにおしゃれなお店がたくさんできていてびっくり。

P1000695_4

ボケてるから載せるまでもないのですが。

映画は意外に?面白かったです。後半、岡田君もとい、算哲さんが苦境に陥ってからが面白い。それにしても、祭りごとを占うアイテムとして欠かせなかった暦。それが長いあいだ間違っていたって、じゃあ、これまでの政治的な判断や決定って何? ですよね。

「運勢、みてあげるから。生年月日を」と聞かれても、答えないことにしよう

「それは別の理由からでしょう」と娘。

食事のあと、再び東京駅に戻ってきたら、今度はライトアップがきれい。まだまだ多くの人が。

P1000699_2

この日のきものは、このあと温泉(ただし都内の)に行く予定だったので、「気軽に元気に」がテーマ。

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きもの・黄色の紬

帯・刺し子の木綿

帯揚げ・ベージュに赤のドットの絞り

帯締め・ベージュと茶の市松

離れているからこそ、娘とのデートもたまにはいいもの。一緒にいる頃は喧嘩ばかりしてたんですが

東京駅には毎日行っているわ、

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見知らぬ人に頂いた三枚のきもの

2012-10-05 22:33:33 | フリマ・プチプラ

きものを着ていると、ホント、いろんなことあります。

 

電車を待っているホームや電車のなかで話しかけられることは、たいていの方は経験おありだと思います。

 

次にご紹介する三枚のきものは、見知らぬ人から頂いたものです。

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黒とグレーの市松、笹の小紋&ブルーや緑、橙色がポップな羽織

ブログを始める前の五月くらいだったかな。お茶に行くためのバスを待っていると、

 

「きもの、お好きなんですか」と、品のある初老のご婦人に話しかけられました。

 

「はい」と答えて、しばらくきもの談義。

 

「私も好きで着ていたんですが、もう着れなくて。もしよければもらっていただけませんか」とのこと。

 

「まあ、ありがとうございます」

 

社交辞令だろうと思いながら、そう言ってくださることにお礼をいいました

バスが来て、その方は優先席に、私は後ろの席に。その方が降りるとき、会釈をしようと見ていたら、信号待ちのときこちらに来て、「連絡先です」

 

なんと、電話番号を書いた紙切れを

 

いかに図々しい紫苑といえども、「はい」とすぐに連絡するわけにはいきません。

 

ところが何週間か経ち、またバス停で再会。

 

「まあ」とか「いえいえ」とか、「つまらないものしかなくて」「いえ、とんでもありません」などなど大人の会話がいろいろあってあとは省略

 ついに三枚のきものが我が家に来ることになったのです。

 

 一目で気に入ったのが市松の小紋、お嬢さんのものなのか、私には後ろ幅も前幅も大きい。それでも単衣だからお直しも簡単だし、帯にもなりそうと頂いてしまいました。

 

で、お直ししました。

 

後ろ幅は、仕立てるときは、背中心で調節、お直しの場合は、脇をいったん全部ほどいて縫い直すのですが、面倒なので後ろと前を一緒に縫ってしまいました

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身幅が32センチもあったので、前後2センチ、合計4センチ縫いこみました。

 

で、出来上がったものを試着してみると、これがぴったり。

帯・モノトーンの薄(すすき)

帯揚げ・臙脂色

帯締め・赤と紺のモノトーンに紅葉の帯留め




P1000625_3

いつもよりきれいに着れた気がします。

うーん、これはクセになるかも。大き目の袷も、これでやってみようかなあ。もさもさするかなあ。

 

それはともかく、いつか頂いたきものを着てお礼のご挨拶に行かねば。

 

 昭和の香りのするきれい色の羽織は、ほどいて袖だけをうそつきに。

あとは、帯揚げ? 半襟? 

 

何にしようかと思案中。こんなポップな柄を着こなせるといいんですが

 

 きもの好きのところにはきものが自然に集まってくると、どなたかが言っていますが、それは本当。

 

 もういらないと言いながら、箪笥のなかには、「自然でなく集まったきもの」もいっぱい。もう着れなくなったものもあります。

 

いつか、というか来年辺り、整理してお譲りしたいと思います。

 

頂いたり、差し上げたりー、それもきものだからこそできることですね。

そんなものいらないわ、という方も

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物欲だらけなのに「本来無一物」って

2012-10-01 21:09:22 | お茶

お茶の席に飾ってあった禅語は、

P1000519
「本来無一物」~~

意味はそのまま、「人間はもともと何も持っていないものであり、そうした意識さえも存在しないものである」

その前に「人間はものを所有すると、そのものに執着してねたみや争いが生じる」とあります、

「もの」の前に「き」を入れて考えてみると、

うーん、「ねたみ」はないけど(多分)、好みのきものや帯を持っている人をみると、「羨ましくなる」のはホント。

それにしても、茶席によく書かれているこの禅語。いつ頃から茶席に用いられるようになったんでしょうか。

茶席に使われるお道具といえば、ものすごくいいものを厳選、「お道具拝見」の儀式まであり、それはいわば、「持っている道具がいかに素晴らしいものかを披露」するもの。チガウ?

なのに、その横には「本来無一物」の矛盾

うーん、考えてしまいました。
茶道をやろうと考えたのは、きものを着る機会を増やしたい一心です。茶道の道具には、当然ですが、執着はしません(できません)が、秀吉や利休といった人たちの道具へのあの執着ぶりはどうでしょうか。

もともとお茶は、中国からきた珍しい絵画や名物の焼き物を見せるための空間だったそうです。

それを利休が「お茶のための空間」に整えたそうです。

いいものを持つことと、物欲とは違うのかな??~

どなたかご存知の方がいたら教えてくださいませ

それはともかく、片隅の小さな花に心癒されます。

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秋の七草ー薄、桔梗、萩、撫子、女郎花、藤袴、葛(全部ではないけど)

外には、P1000517二つの紫の花が。

「ハマトラノオ」と「ムラサキシキブ」

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横に見える、小さな実がいくつも重なっているのが「ムラサキシキブ」です。素敵なネーミングの割には大人しめ。紫式部も、こんな人だったのかも。

本日のきものは、

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きもの・葡萄色の万筋小紋単衣

帯・萩模様の塩瀬

帯揚げ・藍の漢方染め(というのがあるんですね)

帯締め・グレーの濃淡

いつもながら柔らかものの着付けにはナンギしました。単衣なのに重い

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