日本刺繍をやっていらっしゃる「絹の糸」aoitukiさまのお誘いを受けて、今年も紅会の全国展に行ってまいりました。
今年は昨年のように「浮世絵」というテーマは特にないのですが、それだけに皆さま、技の限りを尽くしての競演・協演・饗宴、もう圧倒されました。
案内してくださったaoitukiさま。
自分でも拙いながら(拙すぎる!!)、針を持つこともあるので、その技術の繊細さ、よけいに身に沁みます。
角度が変われば、そこに当たる光も違ってくるので、一刺し一刺しに細やかな神経を使う~、自分の刺繍がなぜ光輝かないのかがよーくわかりました。
この方のブログでも紹介。
「きものカンタービレ」→しかしこの方、いつ休むんだろう~~。
今年は、技術もさることながら、その色づかいに目が行きました。
同じ模様でも、色を変えると当然印象は大きく変わります。
どんな色にするかは、基本的にご自分で決めるそうですが、配色難しそうです。
更紗や鳥の刺繍に水色を使っている方がいて、更紗に水色、水色の鳥って新鮮だなあ、と思った次第。
aoitukiさまは、ブルーグレーの付け下げに刺繍。
3年目にしてきものに刺繍なんてすごいですね。
来年の作品も楽しみです。
作品の写真は撮れないのですが、ご自分で刺繍した帯をしている先生の写真を撮らせていただきました。
ステンドグラスのような色づかい。
織りのように見えるほど繊細な刺繍です。
前帯の部分。
ほかに、お客様のなかに、やはりご自分でパッチワークをなさったキュートな訪問着を発見!
黒いきものに、いろんな生地を貼ってあります。
これはマネしてみようかな。
帯はご自分で工夫した「切らない作り帯」
手先の扇畳みがポイントですね。
訪れる方も、手仕事に興味がある方が多いので、そんな方たちのきもの姿を拝見できるのも楽しみです。
会場を案内してくださる先生たちも、ご自分の作品を身に着けている方もいて、こちらも楽しみです。
今年行けなかった方、来年、ぜひ覗いてみてください。
昨年の会はこちら。
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