家族の、気を遣う用事があり赤坂山王にあるANAインターコンチネンタルホテルに行きました。
ここは待ち合わせにも便利。
着用したのは、先にもアップした母が誂えてくれたお守り江戸小紋。
主役ではない、付き添い、それゆえ地味でもなく華やかでもない。
でも気持ち的に華やかでいたい、
そして相手に礼を尽くした装いとして、きもの、それも江戸小紋は適任でした。
帯は華やかにものにしようかどうしようかと迷ったのですが、ここは少しだけ気を抜いて
毬刺繍の帯です。
帯揚げは漢方染群青色。
帯締めはグレーグラデーション。
この帯、ものすごく重宝。
袋帯のなかでは一番出番が多いのではないかしらん。
というか、ほかの帯ではずれてきたりと締め方失敗すると大変だから。無難なチョイス(汗)
さすがの紫苑も、「ここで撮って」とは言えませんでした(笑)
で、帰ってから撮った後ろからの写真。
着乱れていますね。
八掛には「家内安全」「長寿開運」「仲良美哉」「相性末代」「一願成就」~~縁起のいいことなんでもあるよ。
これが洋服では、若いときならともかく、この年ではどんないいものでも、きものに、比べると見劣りします。
少しだけ、気を遣う場所や相手にきものは適所適材、ホント、きもの着なれていてよかったわあ、と思った紫苑でした。
この先、フォーマルを着る機会が少し増えるかも。
袋帯、練習しなくては。
亡き母に守られて、包まれて、「頑張れ!」と応援されて、
無事にお役目を果たすことができました。
誂えてくれた当時は「ありがとう」の一言も言えなくて~~、だいぶ遅くなったけど、「お母さん、ありがとう」
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