ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

お茶の無心ーー初釜のきもの

2013-01-11 22:19:36 | お茶

とても素敵なお庭を作っている方が、

「お庭作りと茶道は無心になれるところが好きです」と仰っていました。

「無心」っていいですよね。自分が透明になったような気が、確かにします。

と書きながら、「無心」ってどんな意味だろうと気になりました。

「無心」とは「無邪気なこと」「いっさいの妄念を離れた心」とあります。

私の場合「親に無心する」の「無心」かもしれません

「無心したいときに親はなし」

初釜でした。

P1030510ocha


この着物、漢方染めといいます。

初おろしです。きものだけ見ると、とても地味に思えたので、なかなか着る気になれなかったのです。

最初考えていたのはこちら。

P1030543

写真では濃いピンクに見えますが、実際はもっと薄い色です。

しっくりこないので「少し地味そうだけど、まあお茶だし」と思って着用すると、天気のせいか明るい鴇色という、いい感じです。

光によっていろんな色に変わります。

P1030523_2

オレンジの混ざった茶、にも

P1030537_5

これだとピンクっぽく見えます。

帯・名物裂間道袋帯

帯揚げ・オレンジと緑

帯締め・山吹とベージュの竹編み(っていうんだって)

やはりきものは実際に着てみないと、色も似合うかどうかもわかりません。生きているんですね

禅にも通じる「無心」ということば~~。

先に挙げた「利休の風景」(山本兼一著・淡交社)のなかに、無心に通じる素敵なことばを見つけました。

利休が禅に取り組んで学んだことは、

「常になにごとも本気であること、ではなかろうか」

うーん、いいですよね。

「無心」って、自分の心を目の前のことに移して」、夢中で取り組むことかもしれません。

なにごとも本気、着物にも本気

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コメント (2)
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