ガラス製のペーパーウェイト。透明なガラスと白濁のガラスとでできている。
かたつむりは「でんでんむしむしかたつむり・・・」の歌でなじみ深い。雨の日によく出会った。
ゆっくり動くようすがおもしろくて、部屋の中にひもを張って、かたつむりを乗せた。
より高い方へいくと聞いて、そのようすを確かめたかった。
あまりにゆっくりなので、さすがに退屈してちょっとその場を離れた。
戻ると、かたつむりの姿はない。どこを探しても見つからず、行方不明になったまま。
あんなにゆっくりなのに、なぜ急に姿を消したのか、今でも謎。
初めてフランスで出会った「エスカルゴ」は、カルチャーショックだった。
ぼんやり聞いてはいたけれど、実際に油まみれのむきだしのカタツムリを見て、仰天した。
食文化の違いを否定する気はないけど、食べることはできなかった。今でも・・・
ペーパーウェイトとなったカタツムリはかわいい。紙の上にじっとしていてくれるはず。
でもでも、ひょっとして、目を離したスキにいなくなったりするのかな。