ウィンザルの失敗に凹んで電動化したスナッピーで遊んでいたけど、慣れた機体だったので新鮮味が感じられなくなってきた。
で、同じ位のサイズの新しい機体が欲しくなった。
その頃ガル翼に興味があったんだけど、ARFやバルサキットには望む機体が無くて自作する事にした。
主翼の上半角はネットで検索をかけても適切な角度が探しきれなかった為、様々なガル翼機体の上半角を参考に、中央13度、外翼3度に設定した。
翼型はQRPのグライダー用のものを参考に8%厚で作ってみた。
V尾翼は尾翼間開度110度として、水平投影面積でスナッピーの水平尾翼と同じ位の面積になるようにした。ちょっと大き目かな?
モーターはグラウプナ280、バッテリーはOK8セル320mAhを採用。
スパン1000㎜、全重280gで完成。
滑空は直進安定がとても良い。真っ直ぐ進み沈下も少なく、しかもユックリ進む。ハンドキャッチも可能な速度。
ガル翼の特徴だろうか、翼に空気をはらみながら浮いている感じがする。普通の上半角機はスキーのボーゲンのように空気を掻き分けながら進むような感じがする。
旋回はちょっと癖がある。
バンクが始まるまでワンテンポ遅れる。が、バンクが始まると一気にバンクが進む。上半角の影響だろう。
一定の角度以上にバンクすると、カクッと機首が下を向く。アップ舵と当て舵は必須で、特にサークリングの時は注意が必要だ。
翼端失速というよりも、スパイラルダイブなのかな? 尾翼が大きすぎるのかもしれないなぁ。
旋回の癖は気になるけれども、お気に入りの機体。飛ばしていると鳥が寄ってくる事がある。
現在の仕様は300Hモーター+4.7×2.3折りペラ+リポ2セル910mAhで8.4V、18800rpm、71Wで飛ばしている。
パワーも充分、バッテリー一本で早朝でも20分は飛ばしていられる。
(2004.9~ )
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