初のフルスクラッチ機、WingSALは力を入れて作った割りに、良い思いでの無い機体になってしまった。
1号機をジャベリン投げしたほうが高度を稼げた時は、「もうSALはいいや。」と思ったが、このまま終わるのは悔しかった。
で、2号機製作を決意。
一号機からの反省で、以下の点を注意した。
・テールブームは10φ
・上半角は可能な限り小さくする。中央4度、外翼12度とした。
・ペグランチを止めてグリップ式に変更。
・オリジナルの翼型で7%の翼厚にする。
・主翼のスパー上面と左翼後縁にカーボンテープを貼り、ランチの張力を受け持たせる。
スパン1300㍉、フル装230gで完成。
SALではラダーオフセットが少なくて済む。7割ランチぐらいではオフセット無しでもいける。
フルパワーランチでも、20mくらいしか上げられないけど充分と思った。
ラダーの反応が遅い印象を受けたが、スティック操作に充分ついてくる感じ。
滑空のほうも、アンダーキャンバーの少ない翼型の割にはずいぶん粘れる。
初飛行からサーマルに乗れてしまった、幸運な機体。1号機の失敗があったから、2号機の成功は手放しで喜べる。
グリップランチでは、ランチ時の左巻き込み防止の為に、あらかじめ機首が外(右)に向くように保持している。
自作で、そこそこの性能を備えた機体に満足していたけれど、他を知らないので「ひょっとして独りよがりかな?」と思い始めた矢先に「本物」に会ってしまった。
それ以来、飛ばす機会が激減。SALはIceに譲るだろうし、今のところ生殺し状態で吊るされている。
ショックコード用のフックを装備しているので、ショックコード専用機になってしまうかな?
(2004.11~ )
努力と工夫の結晶ですね。
カラーリングも綺麗です。私はどうも工作もデザインも苦手です(^^;
来週は東西のトップフライヤーが揃う静岡HLG大会が開催されます。
ちょっと見学に行って来ますね。
あの感動を味わいたくて、自作に走ってしまいます。
静岡HLG大会は、私がHLGを始めるきっかけになった大会です。
ネット上のビデオだったんですけれど、ランチ→滞空→ハンドキャッチの流れにビックリしました。優雅に飛んでいるようでいて、なんとシビアな世界があったのかと。
一度、この目でその大会を見たいと常々思っています。
来週は会社行事があるので、行けません(T_T)
ぜひ大会のリポートを希望いたします。(^_^)/