Egretのラップリンケージは、通り道が具合悪く、常にフラップホーンを押し上げる力が掛かり続ける状態だった。
だからだろうな、フラップヒンジ(テープヒンジ)がよれてきた。
フラップに変な力が掛からない位置にリンケージを通しなおし、フラップヒンジのテープも貼り換えた。
ついでに主翼のフィルムも再加熱して、張りを与える。
メカ類を積み直したので、早朝にテスト・フライトに出かける。指先の冷えに季節の移ろいを感じる。
無風の状況で、フラップ角度やエレベーターのミキシング量を確認・調整していく。
景色が「白み」をなくし始める頃、密度の違う空気の層が出来るようだ。
温度と密度の違う空気の境界で、ゆるゆると浮いているようだった。
見上げると白い残月。
幸運な事に、午後からフライトの時間が得られた。
雲の固まりがあちらこちらに浮き、サーマルの発生が期待できる絶好の機会。
時折風が強くなるので、バラスト量を変えながら飛ばす。
巡航姿勢からフワッと機体が浮きあがる。風向きを伺いながら旋回に入ると、機体は見えない螺旋階段を昇って行く。
空の色に溶け込んでしまう前に、サーマルから外して自由に中空を泳がせる。
1時間の間に、2回ほどしかサーマルに乗せることが出来なかった。
それでも、久しぶりの達成感。
達成感が得られたフライトだったけれど、不満もあった。
主翼の上反角を少なくしたせいか、風が強いとラダーの効きが悪い。
風向きによっては全く旋回を始めないし、切り返しの反応も鈍いし、その間にズルズル高度を失ってしまう。
こんな時はエルロン機が良いなぁ。と思った。
今シーズンは新しい機体を作る気は無かったけれど、作ってみるかスパン1.2m級エルロン機。
だからだろうな、フラップヒンジ(テープヒンジ)がよれてきた。
フラップに変な力が掛からない位置にリンケージを通しなおし、フラップヒンジのテープも貼り換えた。
ついでに主翼のフィルムも再加熱して、張りを与える。
メカ類を積み直したので、早朝にテスト・フライトに出かける。指先の冷えに季節の移ろいを感じる。
無風の状況で、フラップ角度やエレベーターのミキシング量を確認・調整していく。
景色が「白み」をなくし始める頃、密度の違う空気の層が出来るようだ。
温度と密度の違う空気の境界で、ゆるゆると浮いているようだった。
見上げると白い残月。
幸運な事に、午後からフライトの時間が得られた。
雲の固まりがあちらこちらに浮き、サーマルの発生が期待できる絶好の機会。
時折風が強くなるので、バラスト量を変えながら飛ばす。
巡航姿勢からフワッと機体が浮きあがる。風向きを伺いながら旋回に入ると、機体は見えない螺旋階段を昇って行く。
空の色に溶け込んでしまう前に、サーマルから外して自由に中空を泳がせる。
1時間の間に、2回ほどしかサーマルに乗せることが出来なかった。
それでも、久しぶりの達成感。
達成感が得られたフライトだったけれど、不満もあった。
主翼の上反角を少なくしたせいか、風が強いとラダーの効きが悪い。
風向きによっては全く旋回を始めないし、切り返しの反応も鈍いし、その間にズルズル高度を失ってしまう。
こんな時はエルロン機が良いなぁ。と思った。
今シーズンは新しい機体を作る気は無かったけれど、作ってみるかスパン1.2m級エルロン機。
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