南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

歩いて国境を越える

2008-09-10 02:06:30 | HONG KONG
これは中国のシンセンから香港に入った通路から見えた景色です。
今日、仕事でシンセンに行ってきたのですが、ここの国境は歩い
て越えます。香港は1997年に中国に変換されたのですが、香港
とシンセンの間には、国境があり、パスポート審査や税関があり
ます。

シンセンから香港に鉄道で入るには、まず駅でパスポート審査で
す。ここは香港人と、中国人、そして外国人と別れています。
ここで私は外国人の列に並び、パスポートにスタンプをおして
もらいます。その後、税関。荷物をX線に通す程度です。

これで中国を出国したのですが、まだ香港に入国したわけでは
ありません。ここで歩いて、国境を越えます。といっても国境の
川が見える通路をちょっと歩くと、すぐに香港の入国です。
ここでまた入国のためのパスポート審査。空港と同じです。
そして税関があり、それを過ぎてやっと香港に入ったということ
になるのです。出国してすぐに入国するというのが何とも不思議
な体験ですね。

上の写真は国境の風景ですが、向こうのビルは中国、そして手前
は香港です。

実は数日前にも日帰りでシンセンに来ていました。その日は夜は
深夜バスで香港に戻ったのですが、これまた始めての経験でした。

バスは24時間走っているらしいのですが、バス乗り場のチケット
売り場でチケットを買います。私は香港のワンチャイ行きを買い
ました。いろんな路線が出ているので注意が必要です。ワンチャ
イ行きで50人民元でした。

この切符を買う前に中国出国をしているのですが、このバスに
乗ってちょっと行くと、香港入国です。バスは、バス停で待って
いるのですが、入国審査で時間がかかっている人は置いて行かれ
てしまいます。といっても次のバスに乗ればよいのですが。
これがそのバス乗り場の風景。



深夜のバスターミナルは何とも不思議な雰囲気です。ここはどこ?
私は誰というような雰囲気です。

しかしシンセンの街はどんどん進化していました。去年は何も
なかった展示会場のそばには、リッツカールトンホテルや、
シェラトンホテルができていて(リッツカールトンは工事中で
したが)、歩いていけるところにカールフールはあるは、
ショッピングモールはあるはで、すごい変わりようでした。

建築中の建物もいっぱいあり、来年はもっとすごい街に変貌
しているのだろうなという気がしました。

展示会場から、羅湖(ルオフ/ローウー)まで地下鉄で行きま
した。地下鉄があるのは知りませんでしたが、真新しく、
とても奇麗でした。



このドアの上の路線図がX状に交差しているのがわかるかと重い
ますが、この交差しているところが展示会場。一番右の端が羅湖
の駅です。展示会場の駅から羅湖の駅までで3人民元。日本円で
50円もしないくらいですね?

始めてシンセンの地下鉄に乗ったのですが、自動販売機も改札の
ゲートも何となくわかりました。自動販売機でプラスチックの
丸いコインが出て来たときはびっくりしましたけど、これをどう
やって使うのか不安になりましたけど、他の人のやり方を見たら
すぐわかりました。自動改札に入るときは、コインをセンサー
部分にかざすとゲートが開くというシステムになっていました。
ちょっとこれも不思議な体験です。