自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

野生の藤

2023-04-25 | 花物語
10年前位になるかもだけど、チャリでサークル仲間と日の出町大久野の藤の花を見に行った。
藤の花と言えば藤棚の藤しかイメージしてなかったので、ビックリした事は覚えている。
何とか小作駅からタダバスで行けないかと調べて、途中で武蔵五日市駅行きのバスに乗り換え向かった。
ところが3月末に時刻が改訂されてた事をすっかり忘れてた。
菅瀬橋バス停で35分待つのもバカバカしく、一つ先の停留所まで歩いてお寺参り。
尾崎観音と宝蔵寺が一緒でチャリで来た事があったし、野鳥の森の帰りに立ち寄った事もあり。
6地蔵尊の他合掌観音などの観音様が15体もあったし、私には不可欠なボケ封じ観音様も。
ちょうど時間つぶしにはよかった、な~んて言ったらご利益がないかも……。
境内には奥武蔵・高山不動のイチョウのような、垂乳根が立派なイチョウの木もあった。

尾崎観音バス停から諏訪下橋バス停までの車窓からも、日の出町役場の見事な藤棚が見えた。
下車後はスマホの音声案内に従って、平井川にかかる諏訪下橋を渡って歩きだした。
でもやっぱり三差路や四つ角が出て来て、方角がイマイチ分からなくて……。
ついに機械ではなく人間に頼る事にして、人に聞いた。
やっと道標を見つけた時は辿り着けるとホッとした~。

これが都の天然記念物で樹齢400年の藤の花か~と、感慨深げに眺めた。
やっぱり自然の藤の花は手入れした藤棚とは違うな~と写真を撮った。

すっかり満足し帰ろうかと思ったが、折角来たから少し近くを散策しようと先へ。
そしたら大久野の藤という案内板があって、エッエェー。
林道を登って行ったら山道に入る手前に、大久野の藤・フェリシモの森とあった。
何と急な坂道が続いていて、広場を経て高台の見晴台へと道がさらにあった。
以前来た時こんな坂道をみんなで登って行ったかどうか?記憶にない。
何本もの木に絡みついていて花を咲かせていた。
でも巨木すぎて花がよく見えなくて、やっぱり展望台まで登り詰めた。
高度を稼ぐにつれて全容が見えて来て、ワクワク感とやっぱり来てよかった感。
天然記念物の野生の藤の花は高さ27mだとか。
野性味に溢れパワー貰えそうなワイルドさ。
展望台からは五日市方面の山々が眺められた。
ベンチもあったが帰りのバスの時刻が気になって‥‥。
下山の途中で囲いをしてしめ縄で祀ってある、巨木老木の野生の藤の周りを1周した。
3本の木に藤のツルが絡まっていた。
長い年月巻き付かれている杉の木等は、よく我慢してるね~。
道を尋ねた人が今年はあまりよくないと言ったので、もう散ってしまったのかと聞いた。
そういう意味ではなく昔ほどには花が咲かなくなったという事だった。
でも地元の女性と会って話をした時は、今年はよく咲いていると言ってたっけ。

帰りのバスは乗り換え便は都合よくなくて、福生まで出て電車で帰った。
元気モリモリになるよう、野生の藤にパワー注入して貰って来たー。




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ピンコロ姉妹のツツジハイク

2023-04-24 | 登山ハイキング
今年の花はどれも2週間ほど咲きが早いので、早く行かねばツツジが終る……と。
ピンコロの3姉妹で私が何度も歩いたコースなので、ガイドをしながらツツジハイク。
コースは塩船観音寺から稜線に出て、立正佼成会の桜並木道経由で薬王寺への約3時間。
タダバスがない頃はチャリで行ってたが、今では小作駅から塩船観音入口までバスで。
下車後通り道にあった神明社へ立ち寄った。
参道脇に1センチくらいの小さいスミレ、ツボスミレが群生していた。
小さいから可愛いのか 可愛いから小さいのか?
それから浅間岳でも見られるマムシ草あり。
マムシ草によく似ているが実は別物のウラシマソウも咲いていた。
ウラシマソウ(浦島草)は花から浦島太郎の釣り糸のようなツルが伸びているのが特徴。
だから区別が付くなーんて、講釈をしながら花のガイドもやっていた私。

塩船観音寺境内へちょっと入って阿弥陀堂でお参り。
それからは寺の外の山道つまり霞丘陵自然公園の脇を歩いた。

向かいに見える公園にはツツジが斜面に咲いていた。

ふと目をとめたら、ベニカナメモチに花が咲いているのを発見。
自宅の垣根に使っているベニカナメモチだが、花が咲く事すら知らなかった。
お寺側の斜面も紫陽花の咲く頃もよさそうな山道。
そんな斜面でキンラン、それも大物キンランが咲いていた。
蕾みんなが咲き揃ったらさぞ豪華版だろうな~。

なんだかんだ3人でおしゃべりしながら、寺の外の急斜面を登ったり下りたり。
ツツジがどの程度咲いているか見たかったからだが、寺院内にはツワー客がたくさん。
丘の上の平和観音堂からの入り口にもテントがあって、入山料300円なり。
係の人におはようの挨拶をして寺には入らず稜線歩きの続き。

眼下にゴルフ場がひらけて奥秩父あたりの山々も見えだして、気分爽快。
7国峠方面へと新緑の森を歩いた。
昨日歩いた高尾山は奥多摩の山と違って、杉や檜が少ないからと侮っていた。
ところが帰宅後エライ目にあった、花粉症に目と鼻をやられてしまった!(キツネノボタン)
霞丘陵にも杉檜があったが大丈夫かな~。(ニガナ)
霞丘陵地帯にはシャガ、ホウチャクソウ、クサモミジ等があった。
キイチゴになるのかな~と思いながら、実がなる頃食べに?どんな実か確認に?来なきゃ……。
でも一番は斜面にびっしりとあったチゴユリの群生。
それからたくさんあったのがサルトリイバラで、目立たない花が咲きだしていた。
立正佼成会桜並木遊歩道の上の山道のアップダウンを歩いた。
養蜂の仕事振りを上から眺めて。
いったんゲートを出て笹仁田峠信号を越え、七国峠や岩蔵温泉方面の山へ。
狭い山道を登って行って七国峠到着、さらに歩いて岩蔵温泉に行った事もある。
三角点がある七国峠見晴台へ案内した。
225,9mで意外と知らない人が多いが大岳山が見えるピーク。

そして今日2つ目の目的地薬王寺へ。
薬王寺のツツジも塩船観音寺のように、すり鉢状にツツジが植えられている。
すでに散ってしまってるのもあり、これから咲きそうなのもあり。
今年はちょっと花の色数が足りない気がするな~。
四国88カ所お砂踏みができるので、ついでに踏んで歩いた。
薬王寺境内にはスズランもあり。
ツリガネニンジンのようで外来種のようで、イングリッシュ・ブルーベルかも。
個人的には塩船観音寺より薬王寺の方が好み。
この寺にもアジサイがたくさんあったから、紫陽花の頃に同じルートで歩いてもイイかも。

峠下バス停まで歩き、調べてあった12時台のバスに乗り込んだ。
途中下車してSさんお勧めのお寿司屋さん(活鮮)でランチタイム。
楽しい美味しい嬉しいの3つの「しい」で満たされたピンコロ姉妹のハイクだった。


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大混雑の高尾山

2023-04-23 | 登山ハイキング
月1のH夫妻とのハイク+飲み会、今月は新緑が美しい高尾山。
たまには午前中から歩いてカップラーメンが食べたいというMさん。
そこで大垂水までバスで上って、そこからスタートして高尾山へのルートでガイド。
このコースは去年12月ダイヤモンド富士を見に、ひとりで歩いたコース。
高尾山口からのバスは超満員だったが、何せ1日に3本しかないバス便なので……。
ほとんどの人が大垂水で下車した。
(大垂水峠)
歩き出すと山フジの花がたくさん咲いていたし、車窓からも山藤が見られた。
学習の道と名が付いた急登をドンドン登って。
左右に山野草がチラホラ見られ、朝ドラの牧野富太郎の話が出たり。
私は実は朝ドラは今まで一度も見た事がない、というのも朝から早く山へ出かけたいので忙しい。
キンランがまだ蕾で3本あった。
キランソウも。
ハナイカダ(花筏)もあったりし、H夫妻に名前を教えてあげながら歩いた。
ヒトリシズカ(一人静)はまだこれから。
あちこちの山を歩いているが初めて見る花に出会った。
ナツトウダイ(夏燈台)という花だと分かったが、春に咲くのに夏灯台とは?
幾何学模様でオレンジ色の小さい花が特徴的で気に入った。
一丁平までの山道には他にも多くのチゴユリ、ホウチャクソウ等もあった。
ミツバツチグリだと思うけどキジムシロにも似ている黄色い花。
秋に赤い実をつけるサルトリイバラ。
10時半頃から歩きだし1丁平に12時頃に着いたので、ランチタイム。
東屋で久々のカップラーメンとおにぎり、食後のコーヒーとお菓子。
一丁平園地からは富士山は見えなかったけど、大室山や丹沢の山々の蛭が岳などが見えた。
高尾山への稜線歩きはいつも階段状で歩き難いと感じながら。
きっとトレランの人には好都合なんだろうけど……。(エビネ)
高尾山にエビネがあってビックリしたが、もっと驚いたのはクマガイソウがあった事。
私がクマガイソウだと騒いで写真を撮ってたら、後続のおじさん達もみんなカメラを向けていた。
去年は耕心館にわざわざクマガイソウを見に行ったという位、普通には見られない花。
高尾山が近づくにつれて人が増えて来た。
紅葉台からも富士山は見えず、残念。

最後の石段206段を登りつめ、1丁平から1時間半で599m高尾山到着。
山頂には今まで見た事がない光景、メチャクチャ人がいた。
ウジャウジャ人がいて、Mさん曰く「高尾山はリゾートマウンテン」だね~。
確かに言えてる光景で外国人も多々見られ、こんなに人の多い高尾山はあり得ない!いやアリエール!
人を見に登って来たみたいね~というしかなかった。(ジュウニヒトエ)
山頂で記念写真を撮るにも行列でマイッタ。

山頂からは5号路→3号路を経て→2号路へ。
3号路はほとんど人が歩いていなくて、巨木が多く日陰も多くて花が少なかった。
ただシャガだけはあちらこちらで咲いていた。
いくつか橋を渡ったりしながら2号路に入ってから、かしき谷園地でおもろい事があった。
H氏がウグイスの鳴きマネをすると、不思議と近くでウグイスが鳴いていた。
近くに来たと喜んで、本当にウグイスの鳴き声がしてる~と思ったら……。
ベンチに座っていた若いお兄ちゃんが鳴きマネをしてたのだった。(クサノオウ)
あまりの上手さにさすがのH氏もマイッタはず。

2号路からは急坂コースのびわ滝道をチョイスしてガンガン下った。
一度だけ琵琶滝から登った事があり急なのは承知してたが……。
琵琶滝まで下りて来てホッと一息。
修験者が打たれる滝、琵琶滝。
やっとおしゃべりしながら歩ける道6号路に入った。
岩屋大師前には一緒に下っていた外国人のグループがいた。
高尾山は様々なスミレが多く見られる。
(アメリカスミレサイシン)
(ニオイスミレ)

5時間のハイクの後のビールが美味しかった事は言うに及ばず。
そして何といっても高尾山は超人気の山だと再認識したのだった。
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オドリコソウ

2023-04-22 | 花物語
ヒメオドリコソウとオドリコソウとは全く別ものとは知らなんだ~。
陶芸の帰りに近くの踊り子草公園へ立ち寄った。
すぐそばのチューリップ畑は色を失って元の畑の緑一色。
公園のオドリコソウは元気に育っていた。
踊り子草公園という位だから、たくさんあるんだろうな~とは想像していた。
予想以上にたくさん咲いていて、まるで笠をかぶって踊る踊り子のよう。
黄色いオドリコソウも混じってあったが、キバナオドリコソウだった。
ヒメオドリコソウとオドリコソウはサイズも美しさも段違い。
帰りにもっと寄り道して、今年さくら祭りをした桜堤公園の土手を走った。
桜の花は皆無だったけど、釉薬かけの時にベランダからハラハラと散る八重桜を眺めた。
野生のケシの花と多摩川の流れと草花丘陵。
春の花から初夏の花へとドンドン移って行く。


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イベント紹介

2023-04-21 | イベント
ゆとろぎのオカリナサークルに行ったら、白板にプリントが3枚貼ってあった。
今年度代表になったHさんが紹介する音楽イベントだった。
10数人いるメンバーの中の何人かは、オカリナの他にも音楽活動をしているようだ。
コーラスとかキーボードとか軽音楽とか、私の二胡とかのように。

プリントを見た若先生が私からも……とオカリナコンサートを紹介してくれた。

まだ9月で先の事だと言ってたけど、すぐにその日がやって来そう……。

ゆとろぎ1階には近くの市町村や都内のイベント情報が置いてある。
そのうちの幾つかを貰って来た。
有料無料色々取り揃えてあった。

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