自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

ピンコロ姉妹のツツジハイク

2023-04-24 | 登山ハイキング
今年の花はどれも2週間ほど咲きが早いので、早く行かねばツツジが終る……と。
ピンコロの3姉妹で私が何度も歩いたコースなので、ガイドをしながらツツジハイク。
コースは塩船観音寺から稜線に出て、立正佼成会の桜並木道経由で薬王寺への約3時間。
タダバスがない頃はチャリで行ってたが、今では小作駅から塩船観音入口までバスで。
下車後通り道にあった神明社へ立ち寄った。
参道脇に1センチくらいの小さいスミレ、ツボスミレが群生していた。
小さいから可愛いのか 可愛いから小さいのか?
それから浅間岳でも見られるマムシ草あり。
マムシ草によく似ているが実は別物のウラシマソウも咲いていた。
ウラシマソウ(浦島草)は花から浦島太郎の釣り糸のようなツルが伸びているのが特徴。
だから区別が付くなーんて、講釈をしながら花のガイドもやっていた私。

塩船観音寺境内へちょっと入って阿弥陀堂でお参り。
それからは寺の外の山道つまり霞丘陵自然公園の脇を歩いた。

向かいに見える公園にはツツジが斜面に咲いていた。

ふと目をとめたら、ベニカナメモチに花が咲いているのを発見。
自宅の垣根に使っているベニカナメモチだが、花が咲く事すら知らなかった。
お寺側の斜面も紫陽花の咲く頃もよさそうな山道。
そんな斜面でキンラン、それも大物キンランが咲いていた。
蕾みんなが咲き揃ったらさぞ豪華版だろうな~。

なんだかんだ3人でおしゃべりしながら、寺の外の急斜面を登ったり下りたり。
ツツジがどの程度咲いているか見たかったからだが、寺院内にはツワー客がたくさん。
丘の上の平和観音堂からの入り口にもテントがあって、入山料300円なり。
係の人におはようの挨拶をして寺には入らず稜線歩きの続き。

眼下にゴルフ場がひらけて奥秩父あたりの山々も見えだして、気分爽快。
7国峠方面へと新緑の森を歩いた。
昨日歩いた高尾山は奥多摩の山と違って、杉や檜が少ないからと侮っていた。
ところが帰宅後エライ目にあった、花粉症に目と鼻をやられてしまった!(キツネノボタン)
霞丘陵にも杉檜があったが大丈夫かな~。(ニガナ)
霞丘陵地帯にはシャガ、ホウチャクソウ、クサモミジ等があった。
キイチゴになるのかな~と思いながら、実がなる頃食べに?どんな実か確認に?来なきゃ……。
でも一番は斜面にびっしりとあったチゴユリの群生。
それからたくさんあったのがサルトリイバラで、目立たない花が咲きだしていた。
立正佼成会桜並木遊歩道の上の山道のアップダウンを歩いた。
養蜂の仕事振りを上から眺めて。
いったんゲートを出て笹仁田峠信号を越え、七国峠や岩蔵温泉方面の山へ。
狭い山道を登って行って七国峠到着、さらに歩いて岩蔵温泉に行った事もある。
三角点がある七国峠見晴台へ案内した。
225,9mで意外と知らない人が多いが大岳山が見えるピーク。

そして今日2つ目の目的地薬王寺へ。
薬王寺のツツジも塩船観音寺のように、すり鉢状にツツジが植えられている。
すでに散ってしまってるのもあり、これから咲きそうなのもあり。
今年はちょっと花の色数が足りない気がするな~。
四国88カ所お砂踏みができるので、ついでに踏んで歩いた。
薬王寺境内にはスズランもあり。
ツリガネニンジンのようで外来種のようで、イングリッシュ・ブルーベルかも。
個人的には塩船観音寺より薬王寺の方が好み。
この寺にもアジサイがたくさんあったから、紫陽花の頃に同じルートで歩いてもイイかも。

峠下バス停まで歩き、調べてあった12時台のバスに乗り込んだ。
途中下車してSさんお勧めのお寿司屋さん(活鮮)でランチタイム。
楽しい美味しい嬉しいの3つの「しい」で満たされたピンコロ姉妹のハイクだった。


コメント
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