自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

愛宕山&セラピーロード

2023-04-13 | 登山ハイキング
奥多摩駅まで戻って来て久々に愛宕山へ登ろうかな~と。
予定外ではあったけど、お腹は満たされているから問題なしというわけで。
でも待てよ、どうせならセラピーロードまで足を延ばして歩こうかな~と。

毎回セラピーロードへは奥多摩総合運動公園脇から入山している。
でも今日は新鮮味を求めて逆コースにしてみた。
根っこの多い急登を登りながら、ご飯食べ過ぎて……キツイな~と。
そしてついに来たー。
長いながい長ーい石段の登り。
10数年前までは御岳山~大岳山~鋸山と歩いて来て、この石段ではもうヘロヘロだったっけ。
石段188段の後も岩の多い急斜面で、ようやく507mの愛宕山。
五重の塔と奥多摩の山と杉の木のコラボ。
新倉山の五重の塔と富士山と桜の花のコラボならどんなに絵になる事か。
愛宕神社にお参りして一旦車道に出てからセラピーロードへ。
途中の左斜面に群生していた私の好きなイカリソウの花。

奥多摩のセラピーロードは日本初の森林セラピー専用の遊歩道だ。
ウッドチップが敷き詰められて足に優しく、駅から気軽に来れるしお気に入り。
チョコチョコとベンチがあったり、ヨガスペース等が整備されている。
登計トレイルとも呼ばれていて、全長約1,3キロ高低差約50mしかなく可愛いもん。
森林浴を楽しむため森でゆっくり過ごすようにという遊歩道のようだ。
でも私は休みも入れずチャッチャカ歩いてしまった。
杉や檜が多くてまだ花粉症が抜けきったわけではないから、なーんて言い訳。

後半になったらコナラ、ミズナラ、カエデ、ヤマボウシ等が淡い春色を演出していた。
特にコナラの芽吹きは淡い色合いが目に優しくて好き。
そして登計ステーション(建物)1辺りまで下りて来たら、ミツバツツジがいっぱい。
奥多摩では生まれた年に記念樹をこの森にしているのだった。
そしてその記念樹がミツバツツジだからたくさん咲いているわけだ~。
他にもいろんなスミレ、ネコノメソウ、ホウチャクソウ、マムシ草、チゴユリ等。
マムシ草は見た目が嫌いだけど、3方向の姿が分かって面白いと思って撮った。
ムラサキケマンはよく見かけるが黄ケマンは見る機会が少ない。
ステーション脇の斜面に群生していた。
ステーション1に立ち寄ったが係の人がいなかった。
いつもはここから入るセラピーロード入口に下りて来た。
まだ春色が楽しめた。
シバサクラも所狭しと咲いていて春だ~。

奥多摩駅までは氷川渓谷遊歩道に沿って歩いて。
多摩川にかかる登計橋。
登計橋から見た渓谷美。
続いて渡った氷川小橋、後方の赤い橋は昭和橋で往きに渡った橋。
こっちの川は日原川で新緑がキレイ。
最後に奥氷川神社でお参りして。
神社脇を固めている巨木3本杉を見上げて。

今日はランチタイム以外は休みなしで約4,5時間。
森林浴しながらのんびりとベンチに座って、一句俳句でも……と思ってた。(後ろの山が愛宕山)
でも結局俳句がいつものハイクになってしまった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さらばまた来年!

2023-04-13 | 登山ハイキング
都内の🌸も今度こそ見納めかも~と、奥多摩湖へ今年ラストチェリーを見に行って来た。
去年は14日に行って見頃だった奥多摩湖の桜。
今年は早めに咲いたから散りつつあったが、まだセーフ間に合った~。
奥多摩駅までの車窓からも駅からのバスの車窓からも、青葉若葉が見放題だった。
新緑と杉の木等の常緑樹がパッチワークのようで、見飽きる事なく。
ちょっと田舎へプチ旅行に出かけている気分にさせてくれた。

奥多摩湖でバスを下車し、御前山とは湖を挟んで反対にあるみはらしの丘へ。(登山口)
桜とミツバツツジと湖水の3色が見事にマッチした景色が気に入っている。
一昨年はコロナ禍で人がいなくて、カモシカがひょっこり現れて来てビックリしたっけ。
奥多摩口登山口からくねくねと登って行くにつれて、視界が広がって来た。
毎年来てるが春の奥多摩湖は辺り一帯の景色が、春はるハルという感じ。
まず山桜と湖面の青さが目に飛び込んで来た。
奥多摩湖口は地図によると標高530m。
今日はいつものように八方岩展望台まで登って行った。

人っこひとりいなくて静けさの中、何種類かの🌸の花を眺めながら。
山野草も探しながら登ってたら、ジュウニヒトエの白バージョンがあった。
またヤブレガサも斜面に沿って勢いよく育っていた。
イタヤカエデ等の若葉にも初々しさを感じた。
標高600mという展望台へは写真撮ったりしながらでも、40分位で着いてしまった。
展望台にはベンチがあって近くの看板に「森は緑のダム」と書いてあった。
なんのこっちゃと思ったら、奥多摩湖上流の森林は奥多摩湖の4分の1の水を貯えるという事だった。
森は大事にしなきゃ。
しばし眼下の景色と向かいの山々の新緑を楽しんだ。
そして帰りのバスの時刻まで有り余る時間を、杉の林や檜の林のトレイルを歩いた。
水根口バス停まで下山するルートもあったけど、熊情報の貼り紙を見てビビった。
ひとりだとやっぱり熊とかヘビに遭遇しないかとビクつく。
今年の🌸もついに見納めか~と感慨深い。
案内板には奥多摩湖の🌸の見頃は4月中旬から下旬とあった。
でもソメイヨシノは終わってた。
ヤマザクラと小ぶりでピンクのエドヒガンザクラがまだ大丈夫だった。
他にもカスミサクラ、ピンクが濃いオオヤマサクラ、チョウジサクラ、ウワミズザクラ等もあるらしいが……。
白いオオシマサクラはまだ見れた。
去年の桜と比べれば、今年は咲き出したのが早かったから仕方ない。
飯能から来たという唯一会った同年代の女性も同じ事を言ってた。

湖畔に下りて来て水と緑のふれあい館に立ち寄った。
それからダム湖の上を歩いて、御前山登山口やいこいの路の方へと歩いた。
湖面に黄色いものがたくさん浮いていたが、もしかして花粉かも。
登って来たみはらしの丘を眺めながら、早めのランチタイムにした。
外で食べてももう寒くはなく、スープとおにぎりと残り物おかずでも、景色が御馳走だ~。
11時台のバスがなかったので、何とか時間調整をして奥多摩駅へ戻った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする