自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

大混雑の高尾山

2023-04-23 | 登山ハイキング
月1のH夫妻とのハイク+飲み会、今月は新緑が美しい高尾山。
たまには午前中から歩いてカップラーメンが食べたいというMさん。
そこで大垂水までバスで上って、そこからスタートして高尾山へのルートでガイド。
このコースは去年12月ダイヤモンド富士を見に、ひとりで歩いたコース。
高尾山口からのバスは超満員だったが、何せ1日に3本しかないバス便なので……。
ほとんどの人が大垂水で下車した。
(大垂水峠)
歩き出すと山フジの花がたくさん咲いていたし、車窓からも山藤が見られた。
学習の道と名が付いた急登をドンドン登って。
左右に山野草がチラホラ見られ、朝ドラの牧野富太郎の話が出たり。
私は実は朝ドラは今まで一度も見た事がない、というのも朝から早く山へ出かけたいので忙しい。
キンランがまだ蕾で3本あった。
キランソウも。
ハナイカダ(花筏)もあったりし、H夫妻に名前を教えてあげながら歩いた。
ヒトリシズカ(一人静)はまだこれから。
あちこちの山を歩いているが初めて見る花に出会った。
ナツトウダイ(夏燈台)という花だと分かったが、春に咲くのに夏灯台とは?
幾何学模様でオレンジ色の小さい花が特徴的で気に入った。
一丁平までの山道には他にも多くのチゴユリ、ホウチャクソウ等もあった。
ミツバツチグリだと思うけどキジムシロにも似ている黄色い花。
秋に赤い実をつけるサルトリイバラ。
10時半頃から歩きだし1丁平に12時頃に着いたので、ランチタイム。
東屋で久々のカップラーメンとおにぎり、食後のコーヒーとお菓子。
一丁平園地からは富士山は見えなかったけど、大室山や丹沢の山々の蛭が岳などが見えた。
高尾山への稜線歩きはいつも階段状で歩き難いと感じながら。
きっとトレランの人には好都合なんだろうけど……。(エビネ)
高尾山にエビネがあってビックリしたが、もっと驚いたのはクマガイソウがあった事。
私がクマガイソウだと騒いで写真を撮ってたら、後続のおじさん達もみんなカメラを向けていた。
去年は耕心館にわざわざクマガイソウを見に行ったという位、普通には見られない花。
高尾山が近づくにつれて人が増えて来た。
紅葉台からも富士山は見えず、残念。

最後の石段206段を登りつめ、1丁平から1時間半で599m高尾山到着。
山頂には今まで見た事がない光景、メチャクチャ人がいた。
ウジャウジャ人がいて、Mさん曰く「高尾山はリゾートマウンテン」だね~。
確かに言えてる光景で外国人も多々見られ、こんなに人の多い高尾山はあり得ない!いやアリエール!
人を見に登って来たみたいね~というしかなかった。(ジュウニヒトエ)
山頂で記念写真を撮るにも行列でマイッタ。

山頂からは5号路→3号路を経て→2号路へ。
3号路はほとんど人が歩いていなくて、巨木が多く日陰も多くて花が少なかった。
ただシャガだけはあちらこちらで咲いていた。
いくつか橋を渡ったりしながら2号路に入ってから、かしき谷園地でおもろい事があった。
H氏がウグイスの鳴きマネをすると、不思議と近くでウグイスが鳴いていた。
近くに来たと喜んで、本当にウグイスの鳴き声がしてる~と思ったら……。
ベンチに座っていた若いお兄ちゃんが鳴きマネをしてたのだった。(クサノオウ)
あまりの上手さにさすがのH氏もマイッタはず。

2号路からは急坂コースのびわ滝道をチョイスしてガンガン下った。
一度だけ琵琶滝から登った事があり急なのは承知してたが……。
琵琶滝まで下りて来てホッと一息。
修験者が打たれる滝、琵琶滝。
やっとおしゃべりしながら歩ける道6号路に入った。
岩屋大師前には一緒に下っていた外国人のグループがいた。
高尾山は様々なスミレが多く見られる。
(アメリカスミレサイシン)
(ニオイスミレ)

5時間のハイクの後のビールが美味しかった事は言うに及ばず。
そして何といっても高尾山は超人気の山だと再認識したのだった。
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