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群馬の田舎から情報発信!

『自己アピール術』(横澤 彪)

2010-05-26 18:43:22 | 読書日記
 個性=一匹狼度。ひとりで生きられる力をアピールしよう
 
 過ぎたる「控えめ」は、仕事の場では無意味。

 自分を出すのが苦手な人の二つのパターン
 ①臆病で引込み思案
 ②自分の意見を持たないタイプ
 
 引込み思案の人が自分を出す方法。
 そういう人は、「これからハッキリ言うようにする」と宣言してみてはどうか。
 
 自己アピールは自分の今現在をドキュメントするという意味でもある。そのためには、自分自身を情報発信できるメディアとして武装していかなければならない。毎日、自分の人間力を高める積み重ねが大切である。

 

『「休活」をしよう!』(大田正文)

2010-05-26 18:28:17 | 読書日記
 人生は一度きり。一日、一時間、一秒も無駄にすることはできない。
 仕事中は、時間が拘束されるが、休日は時間を自分でコントロールできる。
 だからこそ、休日をいかに有効に使うかが、充実した人生を送れるか否かの分かれ目となる。
 
 では、休日には何をすればいいのか?
 一度きりの人生だから、自分の好きなことをとことんすればいい。自分のワクワクすることをすればいい。

 とは言え、自分勝手に好きなことをすればいいというわけではない。周りの人の協力がなければ、生きていけないのだから、周りの人に対する気配りをしたうえで、周りの人と一緒に休日を楽しめるのがベスト。

 休活5つの戦略
① 「思考」→「行動」→「半年継続」
② 常に人より「半歩」だけ前に出る
③ レッドオーシャンの「周辺」はブルーオーシャン
④1+1+1  =無限大
⑤ 「怠惰に過ごす時間」を代償とする

 「僕の行動基準の根底には、常に自分の人生が終わる瞬間に、「どこで」「誰に囲まれて」「何をこの世に残して」「どんなふうに」この世から去りたいかがあります」

 自分の人生ですから、「なりたい自分」をイメージし、それに向かって「自分の好きなこと」を継続してやり続ければ、素晴らしい経験を積み重ねることができる。それが充実した人生というものなのでしょう。

『ブレイクスルー・トライアル』(伊園 旬)

2010-05-20 18:05:47 | 読書日記
 セキュリティ企業のIT要塞を攻略するゲーム。
 ミッションをクリアすれば1億円の賞金が手に入る。
 この競技に参加(?)する複数のチーム。どのチームが勝ち抜けるのか?

 知的に攻めるチームもあれば、物理的な破壊をしていくチームもありと、それぞれ考えて要塞を攻略しようとする。

 参加チームの人間模様もいろいろで、キャラクター造りも面白い。

 少々血なまぐさい場面もあるが、一貫してクールで知的なコンゲーム的作品に仕上がっていて、こんな切り口のミステリーもあるのだなあと感心させられました。
 まさに”大人の宝探しゲーム”といった趣です。

 続編も用意されているようなので、もう次が読みたくなりました。

『格差の壁をぶっ壊す』(堀江貴文)

2010-05-09 14:33:47 | 読書日記
 「日本社会の構成員ひとりひとりを対象として、生活していけるだけの一定の現金を定期的に配るというものだ。すごいシンプルだけど、下手な公共事業や貧困対策よりよっぽど効率的なはず。」

 地域間格差を是正するためには、各地域に独自色を出さないとだめ。そのためには、インパクトのある付加価値・経済効果を、企業レベルで生み出していかなければならない」「その突破口の一つが道州制である。

 福祉格差是正のためには、「死ぬまで現役の人間」であることが大切。そのためには、ずっと続けていくことのできる仕事を確保することと、同じ趣味を持つ友達を作ること。
 
 「ハッキング」とは、専門知識を用いてシステムの改変を行うこと。

  格差社会と言われているが、現代の社会の中では様々な格差が存在する。著者はやみくもに「格差はいかん」「格差は是正すべきだ」と唱える人たちに異議を唱えている。

 格差社会に対抗するための方法は二つ。一つはひたすら「上」を目指して努力し続ける。もう一つは、格差なんか気にせず、自分の置かれた状況の中で、自分の楽しみを見つけて暮らしていくこと。プライドを捨てさえすれば、今の日本に住んでいる限り、たのしく暮らすことは可能だ。

 かなり極論的は意見もありますが、単なる正当論だけを唱える本に比べ、論旨に説得力があります。著者が自分の頭で考え、自分の言葉で伝えようとしているからでしょうか。

『42歳からのルール』(田中和彦)

2010-05-09 14:21:05 | 読書日記
 「不安の正体は、実は自分の頭の中にしかない」「いつでも変化に対応できるよう、「しなやかさ」を失わないことだ。」

 「人材の価値が、どういうメカニズムで決まっていくかというと、実は極めてシンプルだ。それは、「需要と供給のバランスで決まる」

 何かを決めなければならない時の呪文
①何を決めるのか
②目的は何か
③他に方法はないのか
④実行したときに不都合はないのか

 「意識的に自分から元気に、挨拶してみてほしい。」「挨拶で本当に世界が変わる」「空気を読むな。「空気は作るものだ」

 シンプルに生きよう
①不要なものは捨てる
②引っ越しをする
③記念の写真やビデオは必要以上に撮らない
④いやいや付き合うくらいなら2次会にはいかない

 「大人になったら楽しいよ、と子供に胸をはろう」

 「家族というものは、自分で築いたとしても、いつか別の形に姿を変えるということを覚悟しなくてはならない。たからこそ、この瞬間瞬間を家族と大切に生きなくてはならない」

 「あなたの人生はこれからなのだ」

 人生、見つけようとすればまだまだ楽しいことがたくさんある。人生のピークはまだまだ先だと思って生きていけば、充実した日々が送れる。

『嘘をもうひとつだけ』(東野圭吾)

2010-05-09 14:12:13 | 読書日記
 加賀恭一郎シリーズです。

 5作の短編集で、犯人の嘘を加賀恭一郎があばいていきます。

 加賀恭一郎の鋭い観察力と、論理構成能力がどの作品にも冴えわたっています。

 テレビドラマ化されている「新参者」でもそうですが、加賀恭一郎シリーズは、主人公自体が特別華やかなキャラクターでないためか、落ち着いて犯人と加賀刑事との駆け引きが楽しめます。
 そして、人間くさい各登場人物の嘘をつく動機が、作品自体をしっとりとした良質な人間ドラマに仕立て上げています。

 短編集なだけに、ドラマ化にぴったりだと思うのですが、そのうち実現するでしょうか?

『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』

2010-05-08 18:32:18 | 読書日記
 これを身につければ「できる子」になる!

①能動性ー能動的に自分から働きかける
②継続性ーやり始めたら、成果が出るまでその道を歩き続けよ
③粘着性ー何度失敗しても弱気になるな。すっぽんのようにくらいつけ
④論理性ー有効・有益に行動するために、頭をフル回転させよ

 勉強を通して人間として成長することあ重要であり、勉強そのものが人生そのものである。
 
 目標を持ち、継続して努力し続けることが成功の大きな条件である。

『一冊の手帳で試験に合格する勉強法』(伊藤真)

2010-05-08 18:14:55 | 読書日記
 社会人になってからもあまり手帳を活用してこなかった私ですが、大学受験生までもが手帳を活用しているのにはびっくり。

 「スポーツ選手などは~ 普段から120%の訓練をしている。120%の訓練を積んでおくことで、ようやく本番で100%の力を発揮できる。」

 「人生に迷ったらとんかく書き出せ」

 「人生うまくいかなくて当たり前、である」
 「手帳の記録は、いわば自分だけのマニュアルである」

 「大事な決断に書き出し法を応用する」
 「それぞれの選択肢について考えられるメリット、デメリットを手帳に書き出し、どちらの道に進んだら何が起こるのかをシミュレーションするのである。判断が曖昧なまま結論を出しても納得して行動することはできない」
 「選択肢を書きたした後の判断方法にもポイントがある。それは「わくわくするのはどっち?」という物差しで選ぶことである」

 「重要な判断をする際に選択肢それぞれのメリット、デメリットを書き出して客観視したりといった方法論は、バランス術そのものだ。」

 「人と比べない。手帳というパートナーがいるのだから」

 どのような手帳がいいかとか、具体的な手帳作成術を記した作品ではありません。
 手帳というツールを利用して、いかに物事、あるいは自分の人生・生き方を客観視するかを説いた作品だと思います。
 確かに、自分の生き方を客観にするためには手帳というんは非常に有効なツールなのだと思います。値段も安いですし。
 しかし、それを有効に活用するためには、日々使いこんでいく継続性が一番重要なのだと思います。継続できさえすれば、どんな手帳でもいいのでようねえ~。使いやすい手帳を捜し続けている私はまだまだ・・・。   

『誘拐ラプソディ』(荻原 浩)

2010-05-06 18:15:34 | 読書日記
 金なし家なし女なし、あるのは借金と前科だけのダメ人間の主人公。彼が自殺をしようとしているところに、少年が転がり込んでくる。これ幸いと誘拐を企てるが、思わぬ方向に事態は転がりはじめ、色々は方面から少しずつ追い詰められていく。果たして彼の運命はいかに。

 どこまでもダメ人間で、ツいていない主人公が、誘拐した少年との関わりの中で生きる意味や希望を見つけていく。
 
 人間だれしも、人から必要とされることに喜びを見つける。そうすれば、生きる意味を見出すこともできる。人生をやり直すこともできる。

 ちょっと間抜けな誘拐だが、スリルもあり、胸に響く人間の繋がりの話もあり、「おもしろい」小説でした。

 映画化もされた?らしいです。主人公役が高橋克典さんというのはちょっとカッコよすぎる気がしますが、この楽しい小説をどんな風に映像化されているか気になります。

『考えよ!』(イビチャ・オシム)

2010-05-05 17:44:41 | 読書日記
 言わずと知れた元サッカー日本代表監督。

 副題が「なざ日本人はリスクを冒さないのか」とあるように、現在の日本代表についても、厳し目のエールが送られています。
 中村俊輔や遠藤に対しても厳しい指摘をしています。

 これだけ、言いたい放題的なコメントをしながらも、日本人ファンから愛され、尊敬されているのは凄い。もって生まれた才能と、その一言一言が確かに頷ける内容だからであろう。
 さらには、厳しい言葉を投げかける選手や日本のサッカーを本当に愛情豊かに見守っているからこそ、その言動が受け入れられているのでしょう。


 「「ベスト4」という目標を達成するために必要なものを言葉にするとすれば「自信」ということになるだろう」

 「日本人は伝統的に責任を人に押し付けるきらいがある。すべての責任を社長に押し付ければいい工場ならそれで機能するかもしれない。しかし、サッカーではそういう言い訳は通用しない。上司も労働者も全員が同じ職場で仕事をしているのだ」

 「日本人のメンタリティの問題は「責任感がない」のではなく、その責任感に自分で限界を作ってしまうことではないか。自分で勝手に仕事の範疇を決めてしまい、それを達成すると、「後は自分の責任ではない」と考える」

 日本サッカーも日々進化している。その結果を是非南アワールドカップで見せてほしい。日本人らしさを前面に出し、今の実力を是非見せてほしい。
 世界に日本サッカーの凄さを示せば、Jリーグも更に盛り上がるのでは。そうすれば、日本サッカー全体がもっと盛り上がるのは。
 6月が楽しみです。