本屋の新書コーナーを眺めていたら、「山川健一」という名前を見つけました。
山川健一氏と言えば、「ライダーズ・ハイ」「みんな19歳だった」「初台ロックンロール物語」など、一時期読み漁った作家です。と言っても、もう20年近く前になるかもしれませんが・・・。当時は、作家活動のかたわら活動をしているということで、ロックンロールやバイクをモチーフとした作品が多く、疾走感のある爽やかな青春小説を数多く輩出していた記憶があります。
「あの「山川健一」氏が新書を書くの???」という興味から思わず購入してしまいました。
山川氏は小説家として活躍するかたわらで、サイバーエージェント系列の出版社であるアメーバブックスの取締役編集長も務めているとのことです。
本書の内容は「文章教室」とは謳っていますが、技術的な文章論よりも、ブログを書く精神論的なものに重きが置かれています。
「文書を書くという行為は、『自分はどんな人間なのだろう』ということを不断に問いつづけることの延長線上に、自分は誰に何を伝えたいのか、ということがぼんやりとながら見えてくるにちがいない。それこそがテーマであり、想いであり、あたなが書きたいことなのである。」
「なぜ書くべきなのか」を自分自身に問い続けることが、ブログを書き続ける秘訣ということでしょうか。
ブログというのは、本音をその時間の流れの中で記述することで、読者と「時間を共有」できるところに特徴があるのだと思います。翻って自分のブログの記述を見ると、本当に本音で書いているか疑問です。当たり障りない言葉を書き連ねているだけで満足していて、オリジナリティが全くなく、読者にはおもしろくないブログになってしまっているのではと反省させられます。
本音で書き記すことによる摩擦を恐れては、ブログの醍醐味を味わうことはできないのでしょう。
これからのこのブログの発展を期待してください。
山川健一氏と言えば、「ライダーズ・ハイ」「みんな19歳だった」「初台ロックンロール物語」など、一時期読み漁った作家です。と言っても、もう20年近く前になるかもしれませんが・・・。当時は、作家活動のかたわら活動をしているということで、ロックンロールやバイクをモチーフとした作品が多く、疾走感のある爽やかな青春小説を数多く輩出していた記憶があります。
「あの「山川健一」氏が新書を書くの???」という興味から思わず購入してしまいました。
山川氏は小説家として活躍するかたわらで、サイバーエージェント系列の出版社であるアメーバブックスの取締役編集長も務めているとのことです。
本書の内容は「文章教室」とは謳っていますが、技術的な文章論よりも、ブログを書く精神論的なものに重きが置かれています。
「文書を書くという行為は、『自分はどんな人間なのだろう』ということを不断に問いつづけることの延長線上に、自分は誰に何を伝えたいのか、ということがぼんやりとながら見えてくるにちがいない。それこそがテーマであり、想いであり、あたなが書きたいことなのである。」
「なぜ書くべきなのか」を自分自身に問い続けることが、ブログを書き続ける秘訣ということでしょうか。
ブログというのは、本音をその時間の流れの中で記述することで、読者と「時間を共有」できるところに特徴があるのだと思います。翻って自分のブログの記述を見ると、本当に本音で書いているか疑問です。当たり障りない言葉を書き連ねているだけで満足していて、オリジナリティが全くなく、読者にはおもしろくないブログになってしまっているのではと反省させられます。
本音で書き記すことによる摩擦を恐れては、ブログの醍醐味を味わうことはできないのでしょう。
これからのこのブログの発展を期待してください。