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群馬の田舎から情報発信!

上野動物園

2006-03-31 22:06:58 | Weblog
久しぶりに上野動物園に行ってきました。

特にシロクマはお勧めです。意外と近くに見ることができます。サービス精神旺盛で、あちこちに荒々しく動き回ってくれました。

動物園から外に出ると、桜の花がきれいでした。お花見の名所だけに確かに桜はすばらしいのですが、花見客の多さにはびっくり。桜の木の下では昼間から宴会がはじまっていました。

「イン・ザ・プール」(奥田英朗 著)

2006-03-29 00:45:03 | Weblog
初めて奥田氏の本を読みました。

伊良部一郎という変わった神経科医が、現代人の抱える様々な病を次々と治療していく内容。


「こいつは本当に医者か」と思わせる吹っ飛んだキャラクターの伊良部と患者とのやり取りが絶妙に面白く、読みながら思わずニヤニヤしてしまった。


本当に治療しているのかどうかさえ分からないが、結果として患者たちが、その抱えている精神的悩みから開放される過程が面白い。伊良部医師恐るべし。

かく言う私も、この本を読んで、伊良部医師の治療を間接的に受けて、ちょっとだけ肩の力が抜けた気がします。

「国家の品格」(藤原正彦 著)

2006-03-24 23:39:33 | 読書日記
週刊文春で、藤原氏が阿川佐和子さんと対談しているのを読んで、「この人はなかなかおもしろそうだ」と思い、早速この本を購入しました。

この本がベストセラーとなっているのは、普通の人たちが、心の中では思っていても、社会の趨勢や声の大きい人への遠慮で、なかなか口に出して言えないようなことも、明快に言っているためではないでしょうか。

かなり過激な部分もありますが、社会的格差が広がり閉塞感が漂う現状において、「日本」のあるべき姿・進むべき方向性を考えさせる貴重な提言がたくさん含まれています。

特に面白かったのは「天才を出す風土」です。
第1条件「美の存在」
第2条件「跪く心」
第3条件「精神性を尊ぶ風土」
やはり天才は「論理」をも超越するパワーを持っているのでしょうねえ。

「隣の芝生は・・・ 」格差社会について

2006-03-24 18:18:04 | Weblog
3月24日の日経新聞「隣の芝生は・・・ 点検 家族格差」では、村上龍氏のインタビュー記事が載っていました。

「重要なのは統計の分析結果ではなく、『自分たちは恵まれていない』『もっと恵まれている人がいる』と考える人が多くいること」

「隣の芝生が青く見える人は暇なんだと思う」

「自分に向く仕事を見つけ、充実した生活を送れていれば決してセレブな暮らしを
している人をうらやましくは思わない」

「『勝ち組』『負け組』という区別は問題を隠蔽する。実社会はそんな二者択一で
はなく、ハッピーに生きる道はたくさんあることを子どもたちに知ってほしい」

「人間だれもが自分の柔らかな「心のコア(核)」のようなものを守る盾(シール
ド)が必要だ」

「知識やスキル、それに親しい友人や家族のように個人に属するものと、会社や地
域社会といった外側にあるもの、おおまかに2種類がある。これまでの日本社会は外側のシールド、会社組織などに依存する傾向があった。」

「もっと自覚的に個的な戦略を持つほうがリスクが少なく合理的だ」

最近いろいろなところで「格差社会」という言葉を見かけますが、その文化(心理
的)面での本質を鋭く指摘しています。

村上氏は単に格差社会について騒ぎ立てるのではなく、そういった社会で生き抜いていく方策まで示しています。

「シールド」の本が早く読みたいです。


WBCで日本が世界一に

2006-03-21 23:00:38 | Weblog
今日、WBCの優勝決定戦が行われ、日本がキューバを倒し、見事世界一となった。久しぶりに興奮する出来事であった。
あの「イチロー」があんなに興奮するなんて!

日本の野球のレベルはやはり世界に通用するものであったのだと証明して見せてくれた。最近は野球人気に陰りがでてきていると言われているが、今日の出来事は再び野球が盛り上がる契機となるのではないだろうか。

プロ野球選手も、どんどん大リーグを目指していくかもしれない。でも、選手が世界標準を目指すことで、日本の野球レベルが上がれば、、結果として「野球」がおもしろくなり、野球人気も復活するのではないだろうか。

一方、サッカーのJ2、ザスパ草津は今日徳島と対戦し、0対2で敗れた。頑張ってほしい。今度のホームでの試合には是非、スタンドに応援に行きたい。


自然史博物館

2006-03-19 21:03:24 | Weblog
今日は、天気予報とは違い、いい天気でしたが、風がすごい一日でした。
外で遊ぶにはちょっと相応しくない日でしたので、久しぶりに富岡市にある自然史博物館に出かけました。

子供連れには、なかなか便利な施設です。恐竜から尾瀬の自然まで、いろいろな物を見ることができます。

久しぶりに出かけたら、芝生に大きな滑り台まだ整備されていました。

子供連れはもちろん、美術館まで回れば大人でも1日過ごせるスポットです。


FFぼうずと「実践ドリル版 頭がいい人の習慣術」

2006-03-18 20:42:11 | Weblog
今日は、朝から、昨年から始めたフライフィッシングをするため、近くの管理釣り場へ。このブログに釣果を掲載しようと勇んで出かけたのですが、結果はぼうず。管理釣り場で一尾も釣れないなんて悪夢のような日でした。近くの人がコンスタントにニジマスを釣り上げていたので、魚はいるのでしょうが・・・。やはり腕が悪いのでしょうね。また頑張ります。

「実践ドリル版 頭がいい人の習慣術」(小泉十三 著)を読む。同じ著者の「頭がいい人の習慣術」を以前読んだことがあったので、本屋で「実践ドリル版」を見つけ、衝動買いしました。

「Q なぜ、スーパードライ発売前のアサヒは、シェアが低かったのか?
   ①キリンがビールの流通網を押さえていたから
   ②キリンのほうがアサヒより、客に人気があったから     」
「Q いまのあなたの生活で「捨てることができる」、あるいは「やめることができる」ものをすべて挙げよ」
など、前編をクイズ形式で構成し直しています。

ちなみに、上の2番目については「頭がいい人は上手にモノをふやすが、もっと頭のいい人は不要なものを減らし、シンプルに生きることの快適さや素敵さを知っている」と解説しています。

通常の考え方とはちょっと違う観点で物事をみるようにすることも大事であるという意識が大事であると教えてくれます。

「40 翼ふたたび」(石田衣良 著)

2006-03-18 01:14:55 | 読書日記
石田衣良さんの作品「40 翼ふたたび」を読みました。

”人気作家が始めて描く同世代のドラマ”らしい。

大手広告代理店に勤めていたが、40歳にして、1年の間に2度の辞職を経て、フリーランスのプロデューサーをしている吉松喜一が主人公。

「人生の半分が終わっちまった。それも、いいほうの半分がもう終わっちまったなんてな。」

「若いころのように、もう自分の力を過信してはいない。世のなかには、できることよりも、ずっとたくさんのできないことがある。さしてくやしさもなく、素直にそう認められるようになったのだ。自分を突き放し客観的に見ることも、自分を笑うこともできるようになった。」

「余計な荷物を全部捨ててしまっても、人生には残るものがある。それは気持ちよく晴れた空や、吹き寄せる風や、大切な人のひと言といった、ごくあたりまえのかんたんなことばかりだ。そうした「かんたん」を頼りに生きていけば、幸せは誰にでも手の届くところにあるはずだ。」

地球防衛軍などユニークなキャラクターを次々と提示(でも、本当にいるかもしれないと思わせるキャラクター)し、テンポ良く様々な事件(?)を解決していく。

「終わったのは、まだ第1章だけだ。これからもっと心豊かな黄金色の第2章がやってくる」「今このときを全力で生きるのだ」「40歳から始めよう」

同世代に向けたほのぼのとした優しいメッセージに溢れた作品です。
素直に楽しめました。

児童クラブに運営基準を

2006-03-16 00:02:32 | Weblog
今日の上毛新聞に「児童クラブの利用急増 運営基準欲しい」との記事がありました。

児童クラブは、市町村が設置し、NPO法人や父母会などに運営を委託することが多いとのこと。共働き家庭などにとっては、なくてはならない施設であり、運営に努力されているNPO法人や父母会の方々には頭が下がる思いです。

小泉改革の中で、「民」にできることは「民」にという方針のもと、”小さな政府”が指向されていますが、基本的には正しい方向であると思います。国民・住民
への直接のサービス提供事業は、「民」に任せてもいいのではないでしょうか。

しかし、3月14日の読売新聞に次のような佐々木毅先生のインタビューが掲載されていました。「『官から民へ』が民万能論や『民イコール善』という民性善説と混同されると、本来必要なルールの問題が見失われてしまう」「民が競争する市場にルールがなければ、悪貨が良貨を駆逐するということになりかねない。民に大きな自由を認める社会は、その分、法律や規則を細かく整備することをセットで考えるべきだ。」「『小さな政府』を目指した米国のレーガン大統領も、英国のサッチャー首相も、『強い政府』にするために、日常的なサービスの部分を切って、危機管理や安全の分野に政府の役割を寄せていった」最近の耐震強度偽装問題などを見ますと、まさにその通りだと思います。

これからの行政は、社会の基本的な環境整備のための「ルールづくり」にその力を注ぐべきではないでしょうか。

「なにくそ!」(プロフェッショナル 仕事の流儀)

2006-03-14 23:37:47 | Weblog
今日の、NHKテレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀」は英語講師の竹岡さんが特集されていました。

「なぜ、勉強しなければいけないの?」という生徒の問いに「修行だから。一生懸命何かに打ち込んだという経験はきっと役に立つ。その一つの手段が受験勉強なんだ」と答え、『「なにくそ!」と言って、ギリギリまで頑張りぬけ』と生徒を励ましていました。

「失敗しても、それを忘れないで、次につなげていく努力をしていく」というプロフェッショナルとしての言葉であり、重みのあるものでした。

この発言の後に、ある少女の受験の状況が放映されていましたが、結果的にこの少女は第一志望の大学には不合格でしたが、別の難関大学に合格したとのこと。

人生は成功ばかりではない。失敗しても「なにくそ!」と頑張りぬくことが大事。
何か心地よい元気をもらった気がする。

そして、「教えるのに最も大切なことは?」というキャスターの問いに、「ごまかさない」「辛抱する」ことを挙げ、それを支えるのは「愛情」であると答えていました。
確かに、竹岡さんと生徒との間の「愛情」が伝わってくる場面がたくさんありました。

「ごまかさない」「辛抱する」「愛情」ということは、日々の子育てにも通じるものがある気がします。その場限りのなおざりの返事をしたり、子どものすることを待っていられずにすぐに手をだしてしまったり、思い当たることが多すぎます。
(でも、子どもには「愛情」をたくさん注いでいるつもりです!)