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群馬の田舎から情報発信!

「みそ膳」のラーメン

2007-10-26 20:10:12 | 群馬グルメ
 東吾妻町の原町日赤病院そばにある「みそ膳」に行ってきました。

 原町に出かける用事があり、お昼を食べるところを見つけていたところ、味噌ラーメン専門という看板に惹かれて、入ってみました。

 メニューを見ると、いろいろな味噌ラーメンがありそうなのですが、よく分からないので、店名の「みそ膳ラーメン」をいただくことに。

 小樽味噌を使用したというスープに、太目のストレート麺を使用し、モヤシ、チャーシュ一枚、きざんだ葱というシンプルなラーメンです。
 
 味噌ラーメンとしては、ややあっさり系ですが、昔ながらの素朴な味わいで、誰にでも受け入れられる味だと思います。尖った感がない分、誰にでもお勧めのラーメンです。

 中之条方面にお出かけの際、ランチに迷ったら、お勧めのお店です。
 
 

「炭場」のラーメン

2007-10-21 16:41:47 | 群馬グルメ
 前橋ケヤキウォーク内にあるラーメン店「炭場」に行ってきました。
 以前、前橋の街中にあったものが移転したのでしょうか?
 
 入り口は狭いのですが、奥にテーブル席もあり、家族連れでも大丈夫。
 
 今日は、シンプルな和風しょうゆダシのラーメンにしてみました。
 和風しょうゆというと澄み切ったスープを思い浮かべますが、こちらのラーメンは味噌ラーメンかと思うような外見。しかし、味は正にしょうゆで、魚系のダシがこれでもかというぐらい効いていて、うどんを思わせるぐらいのさっぱりとした味です。太めの平打ち麺が美味しかった。
 鉄鍋餃子も名物らしいのですが、値段を見て断念してしまいました。次は挑戦してみようと思います。

「松乃家」の十割そば

2007-10-20 20:39:32 | 群馬グルメ
 沼田市に出かけたので、沼田駅前にある「松乃家」さんに行ってきました。

 駅前のロータリーは知らぬ間のキレイになっていて、一時間無料の駐車場までありました。早速、駅の無料駐車場に車を停めて「松乃家」さんへ。

 店に入るなり、店員の方から「18分ほど待ちますが大丈夫ですか?」と訊かれました。大丈夫だと応えてから、席につきました。
 メニューを見ると、舞茸の天つきそばがお勧めらしいのですが、”十割そば”という言葉に引かれて、十割そばの大盛りを注文しました。

 待つこと15分ほどでそばが運ばれてきました。(最初の言葉は意外と正確です。)
 十割そばというと、かなりぼそぼそとしたそばを想像していましたが、どちらかと言うと田舎風のそばで、食べやすかったです。

 沼田市でランチに迷ったら、是非、駅前を目指してみてください。

「樫の木」のバウムクーヘン

2007-10-19 23:07:52 | 群馬グルメ
 沼田市に行く機会があったので、街中にある洋菓子工房「樫の木」さんでバウムクーヘンを買ってきました。

 作家の”よしもとばなな”さんが「世界一おいしい」と絶賛しているというらしい。

 店はメイン道路からちょっと入ったところですが、意外とすぐに分かりました。
 ”洋菓子工房”ということですが、店内はバウムクーヘンが中心らしく、他にはブランデーケーキと焼き菓子があるくらいで、所謂ケーキ類はありません。それだけバウムクーヘンに自信を持っているということなのでしょう。

 手焼きのバウムクーヘンですが、持つとドッシリと重く、市販のバウムクーヘンとはちょっと違います。味も濃厚で、美味しかった。バウムクーヘンというとちょっと高級感に欠けるお菓子という印象を持っていましたが、これだけの味なら印象が全く変わります。

 沼田市にも特色のある店がありますねえ。値段も手頃なので、沼田に出かけた際にはまた寄りたいと思います。

『代行返上』(幸田真音)

2007-10-15 20:23:18 | 読書日記
 経済は日々動いていているので、経済小説に普遍性を持たせるのは難しい。今が旬の話題でも、一年後には結果が見えていたりして、面白味が無くなってしまうものもある。

 この小説が書かれたのは2003年。年金の未納問題が起きていた頃である。しかし、ここで提起されている問題は、現在でも大きな問題としてクローズアップされているものがある。例えば、社会保険庁のデータが紛失してしまい、支給漏れが発生してしまう問題など。それだけに、幸田氏の問題意識の鋭さ、先を見越す力が現われた作品だと思います。

 年金というと、支給を受ける仕組みも複雑で個人では難しいが、年金資金の運用までいくととても理解できない。果たして、日本に年金の全体像を正確に理解している人が何人くらいいるのだろうか。あまりにも複雑怪奇な制度を作ってしまったために、一般の人は漠然とした不安を抱え、極端な選挙の投票行動にまででてしまうのではないでしょうか。

 「代行返上」というテーマでこの作品は書かれているが、その事象だけにとらわれず、現在の年金制度の問題点をも分かりやすく提起してくれています。

 年金資金の運用場面や外資の行動などは、先に読んだ「ハゲタカ」の方が詳しく、臨場感がありますが、「年金」という取っ付きにくい題材を楽しく学ばせてくれるという珍しさは、一読の価値があります。  

『予知夢』(東野圭吾)

2007-10-08 12:17:00 | 読書日記
 「探偵ガリレオ」の湯川助教授シリーズの第2弾です。

 今回も、科学音痴の警視庁捜査一課の草薙刑事と、帝都大学理工学部の湯川助教授の、ある意味「デコボココンビ」的な二人が大活躍します。

 『「予知、ということか。それでオカルト事件担当の草薙俊介刑事にお呼びがかかったんだな』と作品中、湯川助教授が言っているように、今回も普通の殺人事件ではなく、一見、神秘的で超自然的な不可解な事件が次々と起こります。
 しかし、湯川助教授はその冷静さと科学的な考え方で、それぞれの事象の持つ必然性を明らかにし、事件を解決していきます。

 直前に読んだ「夜明けの街で」とは全く違ったサービス精神いっぱいの東野ワールドが繰り広げられています。

 私は「容疑者X~」「探偵ガリレオ」「予知夢」という順で読みましたが、作品の出版順に読んだ人は、湯川シリーズの長編小説「容疑者X~」を待ち望んだでしょうねえ。しかし、「予知夢」は短編小説とは言え、それぞれ味わい深くできていて、内容も申し分ありません。

『夜明けの街で』(東野圭吾)

2007-10-06 19:32:04 | 読書日記
 東野さんの最新作ということで、楽しみにしていました。

 東野作品としては珍しく、40代を目前とした男性と31才の女性の女性の不倫関係、特に男性が家族を気にしながらも、どんどん不倫に堕ちていく心理を丁寧に描いた作品です。
 しかし、さすがは東野作品。単なる不倫の切ない世界を描くだけではなく、その先、最終章に大どんでん返しが用意されていて、本当に楽しいエンターテイメント作品となっています。

 とは言え、主人公の友人が不倫関係を清算させるため、不倫によるデメリットを切々と語る部分が最も説得力がある気がしましたが・・・。

 ミステリー小説を期待して読むとちょっと肩透かしの気がするかもしれませんが、何の先入観もなしに読めば、最後の最後までわくわく、どきどきしながら読める作品だと思います。