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群馬の田舎から情報発信!

「モチベーションアップのための思考方法:感謝」

2007-01-25 23:09:23 | Weblog
 産業支援機構の「企業サポート~」という冊子に浦上俊司さんの「モチベーションアップのための思考方法(2)」という特集記事がありました。

 浦上氏はリクルートグループを経て、企業研修セミナーなどを請け負う会社を設立し、研修講師として活躍されている方です。

 浦上氏が教示してくれるモチベーションアップのための感謝のコツは

①まずは言葉から。全ての出来事に「ありがとうございます」と「感謝します」という言葉を唱えるように発する。すると不思議と心がそのようになってくる。まずか口先からで充分である。とにかく始めることが大切だ。

②慣れてくれば感謝の意味づけに入る。
 コツは、瞬時に今以上に最悪な事態をイメージする事。この瞬発力が強ければ強いほど感謝に浸れる時間も増える。どんなことも大難が小難に、小難が無難に変換されていると実感できるようになればシメタものだ。

③未来の願望については実現を先取りしてしまって、今ここで感謝してしまおう。願望がかなう達成感で感謝が深まる。するとさらに熱心に感謝をする。さらに又叶う。感謝が加速度的に好循環サイクルを起こすまで感謝に没頭する事だ。

 この文書を読んでから、とにかく「ありがとう」という言葉を心の中で言うように心がけるのですが、これが難しい!ついつい苛立っている自分に気づきます。

 しかし、自分の人生を楽しく生きるためには、周りの人にも楽しんでもらうことが必要なのだと思います。周りの人に感謝して、周りの人が穏やかになれば、結果として自分も穏やかな気分で過ごすことができるのだと、改めて考えさせられました。

 感謝の好循環サイクルが起きるまで、まだまだ修行が必要です。 

『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(城繁幸)

2007-01-23 23:21:36 | 読書日記
 年功序列は終わったと言われて久しい。いまや、上場企業の約9割で成果主義が取り入れられている。とすれば、やる気と才能、そしてハッキリしたキャリアビジョンさえ持ち合わせていれば、若くても活躍できる時代になったのだろうか。いや、そんなことはない。状況はむしろ逆だ。いまの時代、汗水たらして働いても、若いときの苦労はけっして報われない。下手をしたら、一生下働きで終わる可能性もあるのだ。

 年功序列制度の本質は「若い頃の頑張りに対する報酬を将来の出世で支払う」という点にある。
 成果主義の本質は「働いた分の報酬はタイムリーにキャッシュで支払う」点にある。
 
 既に雇用している人間の既得権を維持するために、若者の雇用を犠牲にしたわけだ。
 少子化の原因は、若者が”人並み”の収入を得て、結婚し子どもを作る代わりに、社会はリゾートマンションや大型バイクの売り上げを選んだことにある。
 若い世代に「心配しなくても将来出世するから」と言って負担させる時代はとっくに終わっているのだ。

 年功序列制度の維持に必要なものは「個性の埋没」だろう。個人が描いている自己実現に対する希望を極限まで希薄化させ、少なくとも若い間は組織の歯車として機能させること。それこそ、日本という巨大な年功序列組織が機能するために不可欠な条件なのだ。

 年功序列制度は若者だけに厳しいわけではない。列車に乗って安定したレールを走っていると思っている中高年にも非常な面を見せる。年功序列制度では、人間の価値は年齢で決まる。つまり費用対効果を考えて、償却すべき年齢があるということだ。

 「30代が壊れていく。」その原因を一言で言えば「モチベーションの消失」である。企業の中でレールに乗って順調に先に進めるか、それとも完全にキャリアパスが止まってしまうのか。それが自分ではっきりと分かる年齢は、大方の企業で30代だ。これが、30代に閉塞感を与える主原因だ。

 年功序列型のキャリアパスの維持が限界に達している今、我々が個人で対抗しえる手段は主体的にレールから降りること。そのための自己防衛は、いつでもレールから降りることができるようなキャリアを身に着けることを、会社にいながらも追い求めること。そして、働くことの意義を自分自身で考え直し、キチンと整理し、既存のレール意外でも、生きる意義・働く意義を見出すことができるようにすること。
 最後は、自分の人生を「どのように生きるか」ということを真剣に考えることが必要ということか。

 

『天使と悪魔』(ダン・ブラウン)

2007-01-20 21:02:21 | 読書日記
 『ダ・ヴィンチ・コード』の主人公、ロバート・ラングドン教授シリーズの第1作目の作品です。

 先に『ダ・ヴィンチ・コード』を読んでいましたので、順序は逆ですが、楽しめました。

 物語の導入部は、「セルン」という欧州原子核研究機構で事件が始まるところから始まり、どこか、マイケル・クライトンの作品かと思わせる作風です。ところが、主人公がヴァチカン市国に行く場面からは、宗教色が色濃く出始め、さらに謎解きが始まり、正に「ダ・ヴィンチ・コード」の世界になります。

 「ダ・ヴィンチ・コード」より、アクションシーンが多く、どちらかと言うとエンターテイメント性が優れていると思います。
 何よりも、話のほとんどが1日足らずの間の出来事を描写しているため、展開が速く、内容もスピード感があり、一気に読ませるテクニックはさすがです。

 映画化されるという話もあるらしいですが、映像化されても楽しめる作品だと思います。

「我礫」のラーメン

2007-01-14 21:13:03 | 群馬グルメ
 今日は、以前から行ってみたいと思っていたラーメン屋「我礫」に行ってきました。
 場所は、前橋市の下小出付近の国道17号沿いです。

 家族で行ったので、ちょっとずつ味見をしました。
 味噌ラーメンはちょっとピリ辛の味で、太麺に良くあいます。(太麺はひもかわうどんのように、平べったい麺です。)
 塩ラーメンは魚貝系の味であっさりしています。醤油もゆず?がちょっと効いていて、あっさりとしています。どちらも透き通ったスープが絶品です。

 3種類の味を試しましたが、やはり「塩」が美味しかったです。ラーメンにそれほど詳しいわけではないですが、群馬県内で食べた塩ラーメンの中では群を抜く美味しさでした。

 いい店を見つけました。
 難点は、席数がそれほど多くないので、家族で行くとちょっと店の外で待つかもしれません。(冬はちょっと寒いなあ・・・)

今日の管釣り

2007-01-13 23:25:50 | フライフィッシング
 今日は久しぶりに、いつもの管理釣り場に出かけてみました。

 1月で寒いというのに、9時頃行くとかなりの人出。どこに割り込ませてもらおうか悩むほどでした。

 状況はというと、突風とまではいかないけれど、そこそこ風が吹いていて、釣り始めた頃は、へなちょこキャストしかできずに情けない思いをしました。とは言え、周りを見回すと、こんな風の中でも華麗なキャスティングをしている人がいるんだなあ・・・。
 そして、ライズはほとんど無い状態でした。
 
 そこで、オクトパスのフライで色を変えて攻めるも全く反応なし。困ったものだと、ニンフに変えて、やっと釣果1匹を得ることができました。

 この1匹を釣り上げた場面というのは、たまたま無風の時に、キレイにキャスティングが決まった時でした。
 つまり、釣れないのはフライのせいではなく、単に腕の問題なのかもしれません。

 どんな風の中でも、最後までターンするキレイなキャスティングをすることが出来れば、どんどん連れる?かもしれません。

 練習、練習!

『決断力』(羽生善治)

2007-01-05 23:48:19 | 読書日記
 プロ棋士である羽生さんが普段、将棋を通して感じでいること、考えていることを記した作品です。
 「決断力」がテーマですが、それに限らず、幅広く論じられています。

 「決断とリスクはワンセットである。日本の社会は、同質社会ということもあって、このバランスが悪いと思う。リスクを負わない人がいる一方で、リスクだけを負わされている人がいる。決断を下さないほうが減点がないなら決断を下せる人が生まれてこなくなるのではないか。」

 「集中力は、人に教えてもらったり、聞いて身につくものではない。勝負どころでの集中力を発揮するには、集中できる環境を自らつくり出すことこそが大切だと思っている。」

 「ミスには面白い法則がある。たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスの方が罪が重い。」

 「報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」

 「才能とは継続できる情熱である。」

 7冠達成の偉業を成し遂げた著者だからこそ言える、珠玉の文章が目一杯詰め込まれた作品に仕上がっています。

 著者の将棋に対する愛情・情熱が全体を通してひしひしと感じ取れます。将棋のことはよく分からない私ですが、詰め将棋でもしてみようかなという気になりました。
 
受験を控えた受験生やその親、打ち込むべきものが見つからない人など、幅広い人々に読んでみてほしい作品です。

『犯人に告ぐ』(雫井 脩介)

2007-01-04 21:06:25 | 読書日記
 「劇場型捜査」という新しい捜査方法による犯人逮捕までの物語です。
 
 「劇場型捜査」というと、何か大袈裟な気がしましが、内容はと言うと、現在進行している捜査の責任者がテレビのニュース番組に出演し、捜査の進捗状況を視聴者に伝えるとともに、犯人とコミュニケーションしていくことで、姿の見えない犯人を捕らえようとするものです。

 巻島警視という骨太の主人公を中心に、彼を取り巻く警察の一筋縄でいかない面々とのやり取りも面白く描かれています。(警察内部の確執を描いているという意味では、横山秀夫さんの作品を彷彿させます。)

 しかし、なんと言っても、マスコミとのやり取りが中心として描かれています。以前、マスコミ対応を誤り、徹底的に叩かれた経験を持つ主人公が、今度はマスコミを利用した捜査の責任者となる。一方的な正義を振りかざし、弱みを見つけると徹底的に叩こうするマスコミを相手に、「俺の捜査」には決して邪魔はさせないという主人公との確執・戦いは本当に面白い。
 視聴者や読者のためなら、面白半分に被害者家族の被害感情を煽ることも平気で行うマスコミへの批判は痛快ですらあります。

 テンポ良く話が進むので、最後まで面白く、一気に読んでしまいました。
 
 

青柳大師

2007-01-04 20:36:08 | 群馬Today
 1月3日は、毎年恒例となった前橋の青柳大師への初詣に行ってきました。

 相変わらず混んでいますね。
 昨年は午前中に出かけたところ、あまりの混みようで厄払いを断念して帰ってきました。そこで、「3時を過ぎれば空いているだろう」との甘い読みで、3時過ぎに出かけました。その時の状況が写真です。外の道まで並んだ列にはがっかりしましたが、10分ほどでお参りすることができました。

 初詣と言えば、貴船神社や貫前神社が有名ですが、なかなかそこまで行く機会がありません。(きっとすごい混雑なのでしょうねえ・・・)

 初詣も済ませたので、今年もしっかり1年を過ごすことができそうです。