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『日本サッカー遺産』(山本昌邦)

2009-06-21 12:00:06 | 読書日記
 世界基準のサッカーとはどんなものか。
 ドイツワールドカップにおけるワンタッチバスの比率がイタリアは35.1%で日本は29.4%。日本は下から数えて4番目。世界はスピーディーなサッカーを指向している。

 先のバーレーーン戦での走行距離。トップは長友選手の12.58㎞。2位は中村俊輔選手の12.44㎞。

 24㎞以上のスプリント回数。C.ロナウドやルーニーは1試合60~80回のスプリントをこなす。Jリーグのトップレベルでも40~60回程度。

 世界基準のサイズ。ユーロ2008ではGKの72.9%、DFの43.8%以上が185㎝以上。

 「遺産」とはあるものの、著者のこれまでのサッカー界での経験を集めた作品です。

 日本サッカーを世界基準に押し上げるにはどうしたらいいのか?
 
 世界レベルでの戦い(ワールドカップ)を経験していく中で、いろいろなものが見えてくると思います。

 南アフリカ大会への出場も決めましたし、今度のワールドカップへ向けての努力そして、その経験からさらに一歩上の世界へ日本サッカーが登っていくことを期待しています。


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