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『うまく話せなくても生きていく方法』(梶原しげる)

2011-05-22 14:06:46 | 読書日記
 災害時など、次の5つを話す。
 ①現状はどうなっているか②「私たち」への影響はどうか③危険回避のため当局はいま何をどうしようとしているのか④見通しはどうなのか⑤私たちは何をしたらよいのか

 男は「目的のない雑談」は苦手。「年をとったら、メッセージよりもマッサージが大事」

 インタビューをする時には、徹底的に相手を調べる。その作業は「自分が相手のことを好きになれるポイントが見つかるまで」続ける。

 いきなりしゃべろうとしても上手く行かない。会合でいきなり指名されたら、「部長、指名くださりありがとうございます」など、プレッシャーのかからない当たり前の一言を挟む。

 立食パーティーなどは、自分をかまってくれる相手を早く見つけることが大事。

 第3次産業が隆盛する過程で、「コミュニケーション力」が問われるようになってきた。

 コミュニケーション能力が高いおしゃべり上手とは、「しゃべりの技術」だけでなく、まさにトータルな「コミュニケーション力」が高い人たち。

 口下手達人10カ条
※口下手でも口無精にはなるな
①なるべく「非言語」で友好関係を結べるようにする
②冒頭の話題は前回のエピソードか小物でリアクション待ち
③相手が自慢したがるネタを独り言のようにつぶやいてみる
④相手の反応を予測してデータをそろえておく
⑤「傾聴」と「観察」を武器にする
⑥相手の鏡になるオウム返しの技
⑦反論や疑問は「ためらいがちな接頭語」で切り出す
⑧「書き言葉」を会話に持ち込む
⑨あがり対処法・・・例外捜し
⑩あがり対処法・・・緊張感を麻痺させる

 しゃべりが上手くなるには、それ相応の訓練と努力が必要。テレビに出ているタレントも、スキルを磨いて座っている。
 滑舌が悪くても、トータルのコミュニケーション力を高める努力をすること。そのためには、話す内容や仕草も大事で、どれだけ相手の事を思い、相手を満足させるやり取りができるかが大事。

 アナウンサーという職業人でも、自己嫌悪や不安を抱えているのだから、我々素人はもっと気楽に話上手になる努力をしていく必要がある。



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