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『サッカー少年がみるみる育つ!』(鈴木智之)

2009-07-13 20:25:18 | 読書日記
 「いい指導者とは、選手たちに多くのことを教えないのです。教えるのではなく、考えさせる。やらせてみて、見守る。」
 
 「育成世代の指導者に必要なことは、子どもを育てる情熱があること。成長を待つ我慢ができること。成長へのヒントを与えてあげられること。」

 サッカーの監督でもコーチでもない。取材者として多くの優れた指導者と接し、そこから得られた指導者として必要な資質をまとめた作品です。

 昔は、近所のサッカー経験者や、選手の親がコーチ役をかってでて、少年サッカーを指導していたのでしょうが、最近では、ゴールデンエージの育成の重要性も指摘され、指導者の質が問われているようになったのでしょうか。

 それにしても、サッカーの指導者論というのは実に奥深く研究されていることに驚かされます。
 サッカーに留まらず、人間としての成長をも見据えた指導方法が確立されてきているのですねえ。
 
 自分に合った指導者と巡り合えて、サッカーが本当に好きになり、サッカーと一生付き合っていけるようになったらいいでしょうねえ。

 最後は指導者の情熱だろうか。
 


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