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FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

もやしもん6巻予約開始!

2007-10-24 00:05:17 | 
「もやしもん第6巻」が来年2月22日に発売だそうです。

なぜこんな早い時期から告知なのかというと、限定版がワケ有り特典らしい。
今日発売のイブニング見て、びっくりしました。


なんと、限定版特典は


オリゼーのぬいぐるみ!

(全高40センチ)


やばい( ̄□ ̄;)
何としてでも手に入れねば。

ちなみに予約の方法は2つで、申込締切は11月25日。
一つ目はイブニングの告知ページに付いている予約申込書に記入、切り取って近くの書店で申し込む方法。
二つ目は講談社BOOK倶楽部にて申込み、代引きにて受け取る方法。

近くの書店を信用していないわけではないけれど、ぼくは講談社BOOK倶楽部を利用しました。ま、一時期そういう書店で働いていた経験がそうさせたのかも(笑)

繰り返しますが、締切は11月25日です。まだ間に合います。
上記の講談社ブック倶楽部へのリンク先に、もやしもん6巻予約特設バナーがありますので、興味のある方はぜひ!カラーの実物写真が掲載されていますよ。ありえないかわいさです。あああ、早く欲しい。

これ、フツーに販売しても売れると思うんですが。
どーせなら、黒カビとか、青カビとか、ススカビとか、いろいろ作っちゃいませんか?

「生物と無生物のあいだ」 / 福岡 伸一 著

2007-10-22 00:10:17 | 
本日読了。

昼食を食べたあと、のんびりと煙草をふかしながら、意識は本の中。
そんな昼休み。

この本は理系の方にぜひお薦めしたい。
なぜなら本当に面白いからだ。
オビに書かれているとおり、読み始めたら止まらなくなるだろう。
気になった方はぜひ、書店でプロローグだけでも立ち読みしていただきたい。そこには筆者の問いかけが記されている。生物とはどのように定義づけられるのだろうか、と。

学生時代に生物を専攻された方なら容易に答えられるのかもしれない。
だが、果してそれを説明できるだろうか。

本書は生命の定義を筆者とともに探っていく。一つの発見が積み重なって、一歩一歩生命の本質へと近づいていく過程が、実に流麗に描かれている。一つの発見は次の謎を生み、その解はまた新たな問いの始まりとなる。果てることのない謎を問いかけるのは、生きている我々自身なのだ。まさに、秀逸なミステリーである。

読み進むにあたり、以前学んだことが掘り起こされる。これはぼくにとって、とても心地よいものだった。学んだ知識が、記されている言葉をさらに膨らませ、背景を探る。すべての知識は有機的につながっていて、一つたりとも欠けてはならない。すべての柱が互いを補強しあい、頑丈で大きな体系を作り上げている。そんなことを実感させられた。

無数の細胞のさざ波。
さざ波を起こしているのは分子たちの営み。
恐ろしく精巧で、なによりもしなやかに、それは繰り返されている。



絶賛。
繰り返すけれども、本当にこの本は面白かった。

最近の読書傾向。

2007-10-17 00:11:46 | 
最近ぼくは新書を読むのが好きで、お昼休みには必ず新書を抱えている。
「となりのクレーマー」「頭がいい人の敬語の使い方」がそのきっかけ。
お昼休みはいつも日経PC21を斜め読みしていたのだが、いかんせん、ワードの使い方を昼休みに説明されても実践できず、また、現状の仕事では使いそうもないテクニックばかりだったりして、満足できなかったのだ。
職場の隣が本屋なので、いつも昼休みに立ち寄りめぼしい本を探しては読む、ということを繰り返している。ちなみに上記の2作はタイトル買い(笑)

「となりのクレーマー」は参考にはなるものの、ぜひ読んでもらいたい!というレベルまではいかない。クレームという、企業にとっては毒にも薬にもなるモノに対する受け止め方を考えるにはいいと思うが、かといって、こうすればいい、というような答えが記されているわけではない。人と人が向き合う場で生じるのがクレームであるから、答えが一つになるわけがないのだ。百貨店や量販店で働いている人が読めば、頷きたくなるような箇所がたくさんあると思う。あくまでも参考図書、といったところだろうか。ぼくは大変勉強になったけれど。

「頭がいい人の敬語の使い方」はなんで売れてるのかが知りたくて購入。しっかりした社会人なら当然だろう、ということが書かれているので、敬語に自信がない人以外は立ち読みでもいいのでは、と思った。
確かに慣れないと敬語は難しい。ぼくはなるべく意識しているのだけれど、これって、意識しないで使い分けられるレベルにならなければいけないのだろう。だからと言って、間違った敬語を使っていいような年齢でもないしな。
間違っても、お客様に対して「さっき言ったように、」なんて言ってはダメで、「先ほど申し上げたように、」と言わなければならない。
そんなことわかってるよ!と思うかもしれないので、読む本がないなら読んでみてもいいのでは?というレベル。
ちなみにアマゾンのレビューには「上司や取引先の方が読んでいる、という前提で読んだほうが…」と書いてあって、笑ってしまった。確かにそのとおり、と。

「食い逃げされてもバイトは雇うな」 / 山田真哉 著。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」や「女子大生会計士の事件簿」を著している山田信哉氏の、数字に関する本。
といっても出版されてから結構経つのでもう読んでいる方も多いと思う。ぼくはこの方の書く本が好きで結構読んでいる。前出の2作品も然り。
今回もすいすいと読めて、しかもわかった気になる(ちょっと毒吐いてみたw)作品に仕上がっている。わかった気になる、というのは悪いことではない。ただ、この書を手にしている間は実践できている思考が、書を手放した時に継続できているか、少なからず疑問に思ってしまう。数字に強くなる(数字がうまくなる)ためには、ある程度、思考を訓練する必要があるのではないかと思ってしまう。
さておき、この本は難しくなく、かつ、目からウロコが落ちる(かもしれない)内容が多いのでぜひお勧めしたい。前述のとおり、この思考を常に行えるかどうかは個人の努力次第だとは思うが。


行きつけの喫茶店でのんびりコーヒーを飲みながら読書をしていたら、店長さんが「いつも本を読まれていますね、偉いですね。」と。
いやいや、家にいても読まないし、時間をつぶすのがうまくなっただけですよ。

それでも、「活字を追う」ことが楽しいことだと感じる時間は確かにある。いつもそう思えるなら本当に偉いんだろう。
ぼくの場合は波がありすぎるからな。
このところは読みたくなる時期らしいけど。



追伸。
もしも、みなさまおススメの新書があれば教えてくださいね。

『ラッシュライフ』 / 伊坂幸太郎。

2007-08-14 01:05:51 | 
乾いた文体の、不思議な感触。
現実の続きのようで、でも、ゼリーに覆われた世界の中の出来事のようで。

すーっと読んでしまった。

ただ、ところどころ好みじゃない部分も出てきたりして、その辺が初めて読んだ作家さんだと感じた。
妙に細かい描写のような、いや、ちがうな。
おそらく「普段自分が感じる苛立ち」に似ているものが描かれているから。
自分への同属嫌悪のせいなのかもしれない。


村上春樹さんが好みなので、どうしても比べてしまうところが出てくる。
個人の筆が描いたものにジャンルやら系統などと述べてみても無駄だとは思うのだが、慣れているものとの差を見つけたくなってしまう。
その辺はまだ、度量が狭いということなのだろうか。

どことなく都会の香りがして、くるくるとステージが回り、見事に振り回されてゆく。
その感覚が悔しいような、快いような感覚。
ミステリーではない。ホラー、でもない。

エッシャーの騙し絵。
それがキーワード。

ぼくだったら、スケッチブックにどんな言葉を書くだろう、と考えながら読んでいた。
「優」かな。
優しさの「優」。

塞翁が馬というには少しばかり強引過ぎるような気がするが、もう一度読んでみたいと思える。


今度読むときはLush Lifeを聴きながら。

『ノルウェイの森』/村上春樹。

2006-10-03 17:49:54 | 
2度目の読了。前回よりも、「直子」や「ミドリ」、「レイコ」さんや「ハツミ」さんのことを思い浮かべながら読んだ。

ぼくが魅かれたのは「直子」だ。
消え入りそうな自己と世界を何とか見つめなおそうとしている姿。
「直子」の出した結論によって「僕」は一生彼女を忘れ得なくなる。
現実のぼくが相手にそんなことをされたらたまらないけれど。
どこかでそんなにも深い楔を打ち込んで欲しい気持ちも、ほんの少しだけ存在しているのかもしれない。

「直子」は自分の世界の一部を失い、その結果として、世界と自分のバランスが崩れてしまった。「僕」も「直子」の出した結論によって、世界と自分のバランスを崩してしまう。そんなにも自分の世界の一部であったことを確認させられる。おそらく、「直子」に対しての「僕」の立場にいたのが、「僕」に対する「ミドリ」だったのではないだろうか。「濡れない」ということ。それは拒絶。「抱けない」ということ。それも拒絶。拒絶し、許容され、拒絶され、許容する。
物語の果てに、「僕」は「ミドリ」に取りすがる。だが、「ミドリ」は「僕」を追えなくなってしまっていたのだ。

安易に温もりを得る術は知っているのに、本当に欲しい温もりは手に入れられない。
渇望だけがつのり、押さえ込んだ果てに待っていたのは消失と幻想。

ぼくは安易に走る。
だから、「僕」のように頑なな態度をうらやましく思う。
だが、その果てに自らを見失うことはしたくない。自分と世界の立ち位置は見極めていたい。

何かが欠落してしまった穴はどうやって埋まるのだろうか。
埋められないまま、周囲に「居場所」を増やしていくのだろうか。
ぼくはきっと埋めてしまう。なにか、代替品を探し出して。悲しいけれど、そうでもしなければ耐えられそうにないから。きっと、目印だけは残すだろうけれど。
「僕」は埋められなかった。ただ、穴の大きさと深さを確認しただけで。


「ノルウェイの森」の甘い旋律を聴きながらこれを書いている。
もう一度、読んでみようか。

やはり、「直子」に魅かれるだろうか。

『レベル7』/宮部みゆき。

2006-09-25 21:32:15 | 
『Level7まで行ったら、戻れない…。』
読み始めたら、なにがどうなっていくのか気になってやめられなくなった。

組み上げられていく、ちぎれた破片。
思い込みと戦いながら、ウラを読んでやろうと意気込んで、裏切られていく流れ。
そして、結末。

いやはや。
脱帽。

読み終えたら午前3時半。
次の日の仕事はつらかった。

宮部みゆきさんの本はけっこうツボなのかもしれない。
『龍は眠る』も好きだった。
次は何を読んでみようか。

ただし、ミステリ系は先が気になって仕方が無くてやめられなくなる、という欠点がある。
読み始めたらもう止まれない。

…。
そろそろ村上春樹さんの本が読みたくなってきた。

テストも終わって、仕事も一段落ついて。
それでは、読書の秋と行こうか。

「落下する夕方」/江國香織。

2006-08-28 00:41:17 | 
本を手にするとき。それはきっと人と出会うときに似ている。
第一印象で気になって声をかける。
ばったりと出会いがしらにぶつかる。
何度か顔を合わせるうちに気になってしまう。

今日手にした本は、そんな感じだった。

テストを終え、帰りも1時間電車に揺られなければいけない。
何か読みたい。それも、切なくて、悲しくて、でも優しくて甘いのが。

結果、手にしたのが件の文庫。
ふと手を伸ばしあとがきを読んで、買うことにした。

スターバックスで「コーヒーフラペチーノ・ライト」。
涼しげなモノを頼んで、のんびり読書。
今のぼくにはぴったりなお話。すいすいと読み進む。
時折、立ち止まって考えながら。

恋が終わるとき。
それは一瞬で、簡単で、あっけない。
でも、それを受け止められるかどうかは全くの未知数だ。
その翌日に目覚めたら。
一月経って目覚めたら。
一年経って目覚めたら。

いつになったらそれを昇華させられるのだろう。
思いを逝かせることができるのだろう。

失った穴を躍起になって埋めたくなるぼくは、ちょっとだけ落ち着いてみることにした。
だんだんと穴の輪郭がぼやけて、周囲と同化して見えなくなる。
それは悲しいことだけれど。

喫茶店でぼんやりと読むにはぴったりだ。
気付けばフラペチーノはすっかり融けてしまっている。
途中で栞を挟み、電車に乗って再び物語の中へ。

江國さんの小説はいつもそうだ。
冷たい指で背中をなぞられるような。
片思いの人と一瞬だけ頬を寄せ合えるような。
切なくて、気持ちよくて、涼しげで、透明だ。

読み終えて、ひとつため息。

唐突に、感覚が全てひっくり返ってしまうような、そんな恋がしたいと思った。

「蹴りたい背中」/綿矢りさ。

2006-07-14 22:54:09 | 
以前から読んでみたいと思っていた。
冒頭から鋭い描写が表れている。細やかな叙景と心理描写。視点はまさしく一人の女子高生だ。
読んだのが今になってからで良かったのかも知れない。もしも高校生の頃にこれを読んだとしても、ぼくはきっと理解し得なかっただろう。あの頃の僕も似たような激情に襲われていたと思う。そして、さりげなく意識を逸らしていたような気もする。ただ、あまりにも子どもで、自分を取り巻く何もかもを肯定し続けていたし、否定し続けていた。だから、きっと理解できなかったに違いない。
突き上げる気持ちは形容することが難しい。その気持ちは本人しか理解し得ないし、まして、他人に説明する必要もないだろう。
一組の男女が織り成す物語は、客観的に見れば恋愛感情が絡んだように見えるだろう。もしくは人間同士の友情の話であるかもしれない。しかし、本当にそうだろうか。二人の結びつきが陽性なものであると誰が結論付けられるのだろう。ネガティブな気持ちのままの関係を形成し、得てしてそれが理解しやすい形に置き換えられていることもありえる。客観はあくまで客観でしかない。そして、感情は客観で評価されることがほとんどだ。悲鳴を上げている主観に関わらずに。
偏った見方なのかも知れないが、これは読み手を選ぶのかもしれない。今の精神状態であれば、ぼくはこの本を好きだ。けれど、それは簡単に覆る。不安定な土台に建っている楼閣のような心理描写を表しているからだ。

瑞々しく10代の心が描かれている。
ちょっと再読にはつらいけれど。

『週刊石川雅之』.

2006-05-24 17:08:37 | 
もやしもん3巻が発売されましたね。
今回は特装版と通常版の2種類があるらしく。
「内容は同じ」とのことだけれども、欲しくなるのは特装版のほうであって。
先月末くらいでしょうか。ぼくが危惧したのは。
こんなイナカで初回限定版なんて入荷するのか?と。
頼りのamazonは既に「予約終了」。
うわあ、これはやばい。在庫がどこにもないのかもしれない。
イナカに入荷する初回版の導入数ってほんと僅かなのです。
楽天であちらこちら彷徨った挙句、なんとか、「残り3冊」というお店を見つけて即注文しました。
ふー。まだモノは届いてませんがね。

ところが。
今日何気なく本屋に行ったところ、ふつーに入荷してました。
『もやしもん3特装版』が2冊。
あう。
ショック。

くやしいので『週刊石川雅之』を買ってきました。
『もやしもん』作者の短編集。

いやぁ、これおもしろいですわ。
ちょっと同人系な感じもしますが。
考え抜かれてるオチが素敵。
微妙に肩の力が抜けていいですね。

石川雅之さんの作品って臨場感がある、というか、リアリティがある、というか。
うーん。
会話の内容ややり取りの様子が本当に躍動していて。
そうそう!そうなんだよねーって思えることがたくさんあったり。
自分を重ねて読んでしまったり。
本当に面白いですよ。

さておき。
早く『もやしもん』3巻届かないかなー。
かもされたいんだけどなー。

『硝子のハンマー』/貴志 祐介。

2006-04-27 07:29:31 | 
図書館に通うようになって、今までよりたくさん本を読むようになった。
ハードカバーには目もくれなかったのが、嘘のよう。
大好きな作家の文章に浸れることの、幸せ。
A10神経がグイグイ刺激される。

さて。
本作の帯には「著者初の本格ミステリ」と銘打ってある。
ミステリの定義がいまいちよくわからないが、謎が最後まで解けないような作品を指すのだろうか。
そんなことを思いつつ、ハードカバーをめくった。
タイトルを見、目次を見、興奮しながら最初の章に目を落とす。

刹那、

ぼくは貴志さんの世界へ引きずり込まれていく。
微に入り細に入る描写が紡ぐ物語はフィクションでありながら、その世界観が強固に築き上げられていることを示している。
まるで映画のカメラワークを見ているかのような構成は疑問と興味を沸き立たせる。
畳み掛けてくる展開はまさにあっという間。

読み始めれば止められなくなる。

ミステリに挑戦したことがなかったけれど、読んでみようかな。
そう思わせてくれる作品。

しかしながら。

好きな作家の文体というか雰囲気というか、作品が放つ気配は、何故にこれほどまでに心地よいのか。
読みながら、何度ぼおっとするような溜息をついたことか。
自分がいままさに「読んでいる」ことを忘れ、読むという行為が無意識に行われているように錯覚する。

こんな素晴らしい体験が出来るのは、素晴らしい作家がいるから。
これからもファンとして、次回作をのんびり待とう。