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South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


Anzac Rd, Auckland, "Old sichuan Cousine Restaurant"(老四川酒家)

今日は、日曜日、朝からハーバークルーズに行ってその後、向こう岸のDevenport に行って昼食をとって帰ってきた。
夕食は、前夜も行ってみたがいっぱいだった老四川酒家。今夜も同様に中国人の客であふれていたのだが、昨夜よりもまだましだったので、席を確保。主人夫婦にも再会できた。なんで、こんなに混んでいるのだろう。中国からの団体は家族連れで年齢層は多様。しかし、経済階層は下の方に見える。英語もしゃべる感じではない。かといって、ツアーガイドのような女性が付いている。よくわからない団体。観光客なんだろうな。

いんげん豆の四川風炒め、豚の大腸と中国セロリの炒め物、ほうれん草の四川風和え物、コーン卵とじスープ。

例によって、ついつい、たくさん頼んでしまうのだけれど。いっぱいの赤唐辛子を避けつつ食べた。美味しかった。

2011-08-21 21:07:39 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『渡辺京二傑作選(1) 日本近世の起源 (新書y)』

渡辺京二、2011、『渡辺京二傑作選(1) 日本近世の起源 (新書y)』、洋泉社

明るい中世、暗い近世という左翼的史観を覆すべく「近世の起源」を描く。封建的圧政の始まりとして織豊時代から徳川の幕藩体制を描く歴史観を、呵責ない中世、つまり、個人や所属する集団の自己防衛のために容赦無い暴力によってしか維持できなかった平和を個人の暴力を必要としない公権力のシステム構築が行われた近世と位置づけることによって「江戸の平和」(パックス・トクガワナ)の到来を論証する。その過程として、刀狩りや様々な村落間の闘争の原因となる訴訟ごとについての介入が機能したのである。
さらに、百姓は土地を所有し、公権力に対して単にまつろうものではなく、主体的に領主を選ぶ主体的な存在であったことを論証する部分も新鮮である。また、一向一揆が、公権力に対する人民蜂起ではなく、真宗勢力が超越した宗教者として存在したのではなく、むしろ領主勢力の一部であるに過ぎなかったことを論証する過程で、親鸞の思想についての渡辺の理解が示される。
すなわち、絶望的な状況における「自力」が呵責なく命を奪い合い、人間狩りを結果する「悪」をはびらせるそうした世間にあって、それでも阿弥陀仏は悪人をも救済するという親鸞の「悪人正機説」なのであったとは腑に落ちる。まさに、中世の悪からの救済において、ひたすら南無阿弥陀仏を唱えることが自力を超越する「他力」なのだという考えは、まさに、意を得たりとおもう。しかし、真宗教団はそうした宗祖の弥陀の本願を利用しつつ、領主勢力として、むしろ、武装勢力である百姓を活用したのである。

渡辺京二傑作選(1) 日本近世の起源 (新書y)
渡辺京二
洋泉社

2011-08-21 08:20:20 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


8月20日(土)のつぶやき

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読書と夕食: O'Connell St. Auckland, "O'Connell Street Bistro": 今日の昼の便でオークランドに移動した。夜半から雨だったので、移動をどうしようと迷ったのだが。しかし、タクシー... http://t.co/9KxvQVc
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2011-08-21 02:35:38 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )