おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

カレーと名画

2021年01月23日 06時12分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
1月22日。
今年初のカレーを作りました。
両親も元気で、実家通いも以前ほど頻繁でなくなり、ゆったり暮らし、のんびり料理ができます。

キーマカレーの材料。

カレーパウダーと好みのスパイスをブレンドしました。

出来上がり。


散歩で見たお地蔵さま。

町は華やぎもなく、花もなく。
春、来たれかし。

晩ごはん。

カレーには玄米が合います。

食事の後は、Amazonで小津安二郎の『東京物語』を観ました。1953年作です。

小津安二郎の作品の中でも名画の誉れ高いのです。
原節子。

この女優さん、別格だな。

この老夫婦が、広島から息子、娘の暮らす東京に出て来ます。
演じるのは、笠智衆、東山千栄子。
名優であり、監督の作品の常連です。


これが有名なローアングル。
家族が集合している美しいシーンです。

畳を上げて、床に潜り込んでカメラを回しているそうです。
『東京物語』は、私が観る小津監督作品3作目。

こちらは『お茶漬けの味』。1952年作です。
数日前に観ました。
闊達で自由な女性たち。
女優さんがきれいです。


こちらは男性たち。地味です。


小津作品に畳は欠かせない。
ローアングルは、人を見下ろさないという監督の姿勢の現れかしら。

家時間を楽しんでいます。

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