おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

実家ごはん 家ごはん 小津安二郎

2021年01月26日 06時50分00秒 | 美術館・博物館・本・映画
1月25日。
午後に実家から帰宅しました。
午前中に両親と散歩ができました。
前夜は3人でごはん。

この前日には義兄夫妻が来てくれて、義姉が一品用意してくれていました。
野菜の肉巻きです。
私は豆腐スープと鶏肉料理を作り、母はサラダを作ってくれました。

実家からの帰り道。

蝋梅が満開となっていました。
蝋梅は咲き始めは、昨年の古い葉が枝に残っています。
茶色い枯れた葉陰に咲き出すのです。

今晩は家ごはん。

生活クラブの牛コマ肉で煮込み作りました。
白菜の千切りサラダと近所で買ったパンと。

夜は、最近続けて観ている小津安二郎の作品をAmazonで。

『長屋紳士録』1947年作。

内容は今観ても色褪せない。
しかも当時の風俗も興味深いのです。

築地本願寺が出てきました。

建物は今と同じですが、なんと前に運河が流れています。
今、ここは埋め立てられて、きれいな公園になっているのです。

今まで観た小津作品に必ず出演しているのが笠智衆。

いい顔です。この時43歳。

25日には『一人息子』。1936年作。


しみじみした映画でした。
これが自分が観た一番古い作品です。

ここにも笠智衆さん。32歳。青年です。
小学校の先生で、飯田蝶子演ずる貧しい母に一人息子の中学進学を勧めます。


同作品で10数年後の姿。

この時すでに「老け役」をしています。

映画の楽しみの一つが役者さんを見ることで、今は小津作品の品位と内容の深さとともに、名優たちの姿と演技に感服しています。


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