おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

助産院の彩りごはん

2018年08月29日 16時41分12秒 | 助産院のごはん
ちょっと暑さがやわらぎました。
穏やかな助産院で、今日も楽しくごはん作りができました。


・黒米入りのピンク寿司
  黒米を加えて炊いたご飯は合わせ酢を混ぜると、黒米のアントシアニンと酸が反応して、綺麗に発色します。
生姜甘酢と梅干しを刻んでさっくり混ぜました。

・大麦のつぶつぶスープ
  だしは、かつお節と昆布です。
  玉ねぎスライスを油なしで炒め甘みを出します。
  キャベツ、にんじん、丸麦を入れてことこと煮ます。
  味は塩のみで、あっさりと。

・高野豆腐のあんかけ煮
  定番です。
  国産のきくらげ、しめじ、にんじんと高野豆腐を煮ます。
  ポイントは、生姜、にんにくのみじん切りを一番上にのせること。
  みりん少々と薄口しょうゆで、味をととのえ、水溶き片栗粉でとろみをつけます。

・トマトのみぞれあえ
  湯むきトマトをざくざくと切り、大根おろしとあえます。
  りんご酢、砂糖少々、薄口しょうゆで味付けします。
  きゅうりをあしらいました。

・プルーンゼリー
  プルーンが少し残っていました。
  コンポートにして、バーミックスでピュレにし、粉ゼラチンをふり入れ溶かし、冷やし固めます。

『日本人の食事摂取基準2015』では、産後は350kcalを付加してあります。
病院などでは、付加したエネルギー量でお食事が出されることが多いのです。
けれど、私は、母乳の分泌が確率するまでは、エネルギー付加をしないほうが産後のママさんの体には合っていると思います。
産後は体もとても疲れています。
助産院では母乳分泌が順調になるまでは、低エネルギーで易消化のお食事をお出ししています。
鉄分、カルシウムは豊富ですし、野菜もたっぷりですが、エネルギー量は少なめにしています。

そんな助産院ごはんです。
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