おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

国立西洋美術館 『写本ーいとも優雅なる中世の小宇宙』

2024年08月14日 05時41分00秒 | 美術館・博物館・本・映画

8月13日。
朝一番、開館と同時に入場したのは
国立西洋美術館。
事前にオンラインチケットを取ったので
入場もスムーズでした。
予備知識なしで選んだ展覧会は、

内藤コレクション
『写本ーいとも優雅なる中世の小宇宙』


---美術館サイトより--------------
印刷技術のなかった中世ヨーロッパにおいて、
写本は人々の信仰を支え、知の伝達を担う主要
な媒体でした。羊や子牛などの動物の皮を薄く
加工して作った紙に人の手でテキストを筆写
し、膨大な時間と労力をかけて制作される写本
は、ときに非常な贅沢品となりました。
またなかには、華やかな彩飾が施され、一級の
美術作品へと昇華を遂げている例もしばしば見
られます。

当館では2015年度に、筑波大学・茨城県立医療
大学名誉教授の内藤裕史氏より、写本零葉(本
から切り離された一枚一枚の紙葉)を中心とす
るコレクションを一括でご寄贈いただきまし
た。その後も2020年にかけて、内藤氏ご友人の
長沼昭夫氏からも支援を賜りつつ、新たに26点
の写本リーフを所蔵品に加えています。
-----------

気の遠くなるような微細な、手書きの写本。
文字も装飾的で、手の込んだ挿絵もつけられて
います。
写本というと、仏教の経典を思い浮かべて
ましたが、中世ヨーロッパのものでした。
幾つかご覧いただきます。






人は多い(驚くほど)ですが、ひっそりと
しています。


これは聖歌集。
五線譜ではないですが。


挿絵部分だけ撮ってみました。

このように、全体→部分と写真を撮る人
多いです。

ここで時祷書というもの知りました。




書かれている文字の意味です。



常設展の特集はリトグラフでした。
印刷技術が広まって、複数、または大量に
聖書や書物が作られるようになりましたが、
美術界にもリトグラフなどの版画が
取り入れられるようになりました。

手書きによる写本と印刷ができるように
なったリトグラフの作品。
対照的な二つの展覧会でした。





これは藤田嗣治の画です。


美術館。


ランチは上野駅で。








友人たちから誕生日のプレゼントをいただいて
嬉しいです。



晩ごはん。
夫が麻婆豆腐を作ってくれました。


楽しい1日でした。


コメント
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