一昨年の今ごろに作った句を恥ずかしながらひっぱり出してみた。
☆幼子の予期せぬ一歩立葵
☆少年の気合一声風薫る
☆青年の気ままな欠伸夏近し
☆憲法記念日豆腐水ごと切り分けて
☆黒南風や父の蔵書に無頼派も
☆夏の潮真ん中にある白灯台
☆義母の忌に仕舞う姿見立あおい
自分としては1句目、5句目、7句目が気に入っている。
☆幼子の予期せぬ一歩立葵
☆少年の気合一声風薫る
☆青年の気ままな欠伸夏近し
☆憲法記念日豆腐水ごと切り分けて
☆黒南風や父の蔵書に無頼派も
☆夏の潮真ん中にある白灯台
☆義母の忌に仕舞う姿見立あおい
自分としては1句目、5句目、7句目が気に入っている。
私は迷わず
・・義母の忌に仕舞う姿見立ちあおい・・でしょうか。
姿見を仕舞おうとした時に
ふと、鏡に写っている葵が目に映った・・・
そんな情景を私は想像しました。
義母しか使っていなくて、もうだれも使わくなった姿見です。
肉親というもの、日ごろ身近に接しているものの、理解できない部分、知らなかった部分というのがいっぱいありますね。当然といえば当然ですが。
へえー、という部分が、意外と多いです。