本日は横浜美術館に行ってきた。すでに見ている「村上隆のスーパーフラットコレクション」展と、「横浜美術館コレクション展2015年度第3期」を再度目にしてきた。

「村上隆の‥」では、展示の最後のコーナーにあったアンセルム・ライラの2007、2009、2006年作のいづれも「無題」という作品。
大胆な色も面白いが、無秩序な紋様なようでいて不思議な緊密性を感じる。計算されつくされた紋様ないし形だと思った。いつまでも眺めていたい衝動が湧いてきた。こんな気分は最近の彫刻作品では初めて味わう気分であった。
作られた年はそれぞれ違うが、展示されているのと同じ並び方が私は一番気に入った。左から緑、赤、銅の色合いも惹かれた。

コレクション展では、ジョルジュ・ブラックの「画架」(1938)がまず今回は印象に残った。私の好きな画家のひとりであるジョルジュ・ブラック。1882年に生まれ、1963年に亡くなったブラックにとってはこの年は50歳。このころの特徴を備えたブラックならではの作品ということである。私は鮮明で明確な色彩の面、色の対比へのこだわりなど感じる。
茶色の不思議な形、椅子の木目の不思議な魅力、背景の黒に描かれたグレーノ紋様、パレットに残る不思議な形、瓶にいけられた紫色の植物の冷たい色合い、槍のように天地を貫く棒のような黒く強い線。どれもが見ていて飽きない。

マックス・エルンスト「子供のミネルヴァ」(1956)、ギュスタープ・モロー「岩の上の女神」(1890)も大いに目をひいた。
二人共まだ語る知識もない。作品を見て大いに心を動かされたことは残念ながら記憶には無いが、しかしいつも引っ掛っている画家である。いづれ語れるように多くの作品に接して勉強したいと思っている。特にモローはジョルジュ・ルオーの師でもあり、興味を惹かれる。



「村上隆の‥」では、展示の最後のコーナーにあったアンセルム・ライラの2007、2009、2006年作のいづれも「無題」という作品。
大胆な色も面白いが、無秩序な紋様なようでいて不思議な緊密性を感じる。計算されつくされた紋様ないし形だと思った。いつまでも眺めていたい衝動が湧いてきた。こんな気分は最近の彫刻作品では初めて味わう気分であった。
作られた年はそれぞれ違うが、展示されているのと同じ並び方が私は一番気に入った。左から緑、赤、銅の色合いも惹かれた。

コレクション展では、ジョルジュ・ブラックの「画架」(1938)がまず今回は印象に残った。私の好きな画家のひとりであるジョルジュ・ブラック。1882年に生まれ、1963年に亡くなったブラックにとってはこの年は50歳。このころの特徴を備えたブラックならではの作品ということである。私は鮮明で明確な色彩の面、色の対比へのこだわりなど感じる。
茶色の不思議な形、椅子の木目の不思議な魅力、背景の黒に描かれたグレーノ紋様、パレットに残る不思議な形、瓶にいけられた紫色の植物の冷たい色合い、槍のように天地を貫く棒のような黒く強い線。どれもが見ていて飽きない。


マックス・エルンスト「子供のミネルヴァ」(1956)、ギュスタープ・モロー「岩の上の女神」(1890)も大いに目をひいた。
二人共まだ語る知識もない。作品を見て大いに心を動かされたことは残念ながら記憶には無いが、しかしいつも引っ掛っている画家である。いづれ語れるように多くの作品に接して勉強したいと思っている。特にモローはジョルジュ・ルオーの師でもあり、興味を惹かれる。