本日から読み始めた本は「マネの絵画」(ミシェル・フーコー、ちくま学芸文庫)。1971年にチュニスで行われたフーコーの講演の録音からの復元、ならびに2001年11月の「ミシェル・フーコー、ひとつのまなざし」というシンポジウムが収録されている。
哲学書はマルクスを除いて手に取ることはなかった。マルクスは批判者にいするあまりに攻撃的な内容に辟易したが、それに耐えてそれなりにかなり読んだと思う。しかしそれ以外はことばの定義がよくわからないものが多く、敬遠してきた。フーコーについては幾度が読みたいと思った記憶があるのだが、どのようなものかまるでわからないまま放置してきた。
昨今は、翻訳書というものもあまり手にすることがない。日本語がこなれていない、というのが表向きの理由だが、それを克服して読み通す気力がないのである。これではいけないと思いながらも、読むという行為に至らないでいる。
ということで、あとがきや解説というこの本の後ろから読み始めている。
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