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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

読了

2009年10月15日 23時46分54秒 | 読書
本日の読了
「道長と宮廷社会」(大津透 講談社学術文庫 日本の歴史06)
読み終わるまでずいぶんと時間がかかってしまった。この時代の経済的な分析の志向については新味があるものの、もっと詳細な論の展開を期待したが、入門書としての性格もあり、無理な期待だったかもしれない。しかし道長が決して恣意だけでその力を手中にしたのではなく、王朝の政治制度への的確な理解と扱いが多くの貴族の支持を受け、その結果としての力の獲得であったことは、あらためて再認識できた。



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