台風27号は強いまま足踏みをしている。当初は関東地方に24日頃には大きな影響があるらしいという予報も出されていたと思うが、西向きの進路をなかなか変えずに停滞気味になっていた。その分、長い間風・雨に見舞われる琉球列島には迷惑な話だが、関東地方の我々には少しでも弱まってから近づいてくるようになる。
そして当初は台風28号は付録のような小型の台風のようにも思えたが、こちらも猛烈な台風ということになっている。27号の南を東に行くようだが、伊豆諸島・小笠原には大きな影響が出る。
このように双子のような接近した台風の進路予想は難しそうである。同時に被害が出ないことを祈るしかない。
今年の台風の頻発、太平洋高気圧の強い張り出しに原因があるというが本当だろうか。「温暖化による平均気温の上昇が、海水温の上昇を招き太平洋高気圧を強くして、台風をたくさん発達させ、その上秋にもかかわらずその高気圧が強いので、その縁を台風が移動することで、日本に上陸しやすい」というのだ。
しかし太陽の熱放射が一定という状況で、二酸化炭素の率の上昇だけで、海水の上昇に寄与するのか、しかも熱帯から中緯度だけの海水温の上昇に寄与するのかというと、まだ充分首肯できる議論ではないような気がする。空気より比熱が大きい海水温を数度も上昇させるだけの温暖化が進んでいるならば、気温はもっと上昇していないだろうか。本当に海水温は上昇しているのだろうか。
どうも、何でも二酸化炭素による地球温暖化で説明すれば片付いてしまうような風潮が世界的に蔓延しているが、地球物理学、天文学的にはいろいろと違う理論も提出されているようである。たとえば地球の気温変化に大きく寄与するというには、二酸化炭素の変化が小さすぎるのではないか、という疑問があるそうだ。このことから宇宙線の増減による水蒸気のイオン化で地球の気温変化を説明するほうが的確であるということもいわれているらしい。地球温暖化の理論は、このように確定した理論ではないという指摘があるようだ。後者の議論では、現在は小氷河期へ向っているという。つまり気温がこれから低下するという理論が提出されているらしい。
これは大昔、地球物理学をちょっとだけ舐めた経験のある私には興味深い話だ。勉強してみたいのだが、今は少し手を広げすぎているので手付かずになっている。
政治的な思惑や、感情的な思い込みではない、理論的で冷静な議論が私たちの前で展開されることを切に祈りたい。
そして当初は台風28号は付録のような小型の台風のようにも思えたが、こちらも猛烈な台風ということになっている。27号の南を東に行くようだが、伊豆諸島・小笠原には大きな影響が出る。
このように双子のような接近した台風の進路予想は難しそうである。同時に被害が出ないことを祈るしかない。
今年の台風の頻発、太平洋高気圧の強い張り出しに原因があるというが本当だろうか。「温暖化による平均気温の上昇が、海水温の上昇を招き太平洋高気圧を強くして、台風をたくさん発達させ、その上秋にもかかわらずその高気圧が強いので、その縁を台風が移動することで、日本に上陸しやすい」というのだ。
しかし太陽の熱放射が一定という状況で、二酸化炭素の率の上昇だけで、海水の上昇に寄与するのか、しかも熱帯から中緯度だけの海水温の上昇に寄与するのかというと、まだ充分首肯できる議論ではないような気がする。空気より比熱が大きい海水温を数度も上昇させるだけの温暖化が進んでいるならば、気温はもっと上昇していないだろうか。本当に海水温は上昇しているのだろうか。
どうも、何でも二酸化炭素による地球温暖化で説明すれば片付いてしまうような風潮が世界的に蔓延しているが、地球物理学、天文学的にはいろいろと違う理論も提出されているようである。たとえば地球の気温変化に大きく寄与するというには、二酸化炭素の変化が小さすぎるのではないか、という疑問があるそうだ。このことから宇宙線の増減による水蒸気のイオン化で地球の気温変化を説明するほうが的確であるということもいわれているらしい。地球温暖化の理論は、このように確定した理論ではないという指摘があるようだ。後者の議論では、現在は小氷河期へ向っているという。つまり気温がこれから低下するという理論が提出されているらしい。
これは大昔、地球物理学をちょっとだけ舐めた経験のある私には興味深い話だ。勉強してみたいのだが、今は少し手を広げすぎているので手付かずになっている。
政治的な思惑や、感情的な思い込みではない、理論的で冷静な議論が私たちの前で展開されることを切に祈りたい。