昨晩の「奥の細道」の書き写しは第31段「羽黒山」の段の前半の500字程度。この段は「奥の細道」のなかでももっとも長い。そして日付が入っている。
日付が記入されているのは、この段と日光、松島・石の巻だけ。六月三日と月まで入れているのはここだけである。
印象深かった名所に日付を入れたというのでは、平泉の段が抜けており、何かの意図があるようだがその理由は私にはわからない。しかも日付は六月三日羽黒山、四日俳諧興行、五日権現詣で、八日月山と四日にも及んでいる。
いろいろと想像を掻き立てながらの書き写しは楽しいものである。
本日の天候も昨日と同様に安定して陽射しが眩しい。ホッとしている。しかし中華街はかなりの人出と思われる。新年会がトラブルなく終了してもらいたい。