Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

バッハのオルガン曲全曲

2010年03月15日 22時58分37秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 14日に、フラフラとCD店におもむき半ば衝動的に、半ば確信的にバッハのオルガン曲をあさっていたが、「オルガン独奏作品全集」というのが目に付き9500円という値段も省みず購入してしまった。
 演奏者は「ベルナール・フォクルール」、うたい文句は「1982年以来、ドイツとその周辺地域で往年の状態を復元されつつあった数々の歴史的オルガンを用い、15年の歳月をかけ‥」と14箇所のドイツ・スイス・オランダ・ベルギーの教会・修道院・聖堂のオルガンが列挙されている。
 演奏者のことも、それらのオルガンについてもまったく知るところがないまま、というところは「衝動的」な買い物。「バッハのオルガン曲を聴いてみたい」としう思いがわいていたこともありこれは「確信」的な部分。
 オルガン曲については素人なので入門的なもの、人口に膾炙した有名な曲・演奏者のものから購入するのがいいと思っていたが、こんな通好みと思われるものを購入してしまった。
 18世紀前半のオルガン曲がどのように響いていたのか、興味がある。いくつか聴いたことはあるのだが、圧倒的な音量の前にたじたじとなってなかなか続けて聴くという気持ちにはなれなかった。できれば横浜にもオルガンの装置があるところが多くできたので、それを聴きたかったのだが、時間とお金と相談してCDで我慢しようと決断はしていた。
 家の再生装置で教会などの大きな建物での雰囲気が再現できるものでもないが、大きな音でなくともその雰囲気に浸れることを期待した。
 まずは16枚目と15枚目にまたがるトリオソナタから。思ったより大音量ではない。意外だったのは、木管楽器のような音が聞こえてきたこと。「これはこれは‥」と、続けて聴きたい雰囲気。
 16枚のCDをすべて聴きおおせるのか、いつまでかかるかはわからないが、楽しみができた。

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