Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「おくのほそ道」から「越中路」「金沢」

2023年02月11日 22時41分50秒 | 読書

 本日の「おくのほそ道」の書き写しは第36段「越中路」とも「那古の浦」とも言われる段、ならびに第37段「金沢」。
 第37段には早世した一笑(いっしょう)という門人への追悼句「塚も動け我が泣く声は秋の風」という忘れがたい句がある。また一句おいて「あかあかと日はつれなくも秋の風」という句もあり、私はこの句も気に入っている。赤い夕陽の色彩とはなかなか結びつかない秋の風を結びつけて、印象鮮明なところに惹かれている。

  いよいよ「おくのほそ道」も残すところ八つの段のみとなってしまった。漢字を書くこともだいぶ順調に回復しつつある。まだまだではあるが、回復の端緒には着いたと思う。芭蕉に感謝しなくてはいけない。


モーツアルト 弦楽四重奏曲集「ハイドンセット」

2023年02月11日 20時40分48秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日はモーツアルトの後期の弦楽四重奏曲からハイドンセット6曲を聴くことにした。ハイドンセットは、ハイドンに献呈されたモーツアルト25歳から28歳ころに作られている。
 第14番(K.387)、第15番(K.421)、第16番(K.428)、第17番(K.458)、第18番(K.464)、第19番(K.465)の6曲がこれに相当する。
 演奏はアルバン・ベルク四重奏団で1989年の録音。

 実にいい音で楽しませてくれる演奏である。本日は第14番と第15番をじっくりと聴いて心地よい眠りに突きたい。

 聴くたびにお気に入りの楽章は変わる。今回は第14番は第1、第2、第3楽章、第15番の第3楽章が心に残った。第14番の第3楽章はチェロの響きが豊かである。


すっかり「休日」

2023年02月11日 18時46分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 暖かい、と言っていいほどの陽気のもと、喪服の裾上げができあがっているので、受け取りにみなとみらい地区まで。下取りしてくれるという服を持参。バスを乗り継いだのであまり歩かずに着いてしまった。
 途中の横浜駅東口近くのうどん店で昼食。本日は休日ということで横浜駅界隈は混雑。特に昼時だったので、食事を提供する店はどこも店の外まで人が並んでいた。私どもが入った店も並んでいたが比較的少なく、4組、5分ほどで中に入ることができた。

 喪服を受け取り、二人でティータイムと勇んでみたが、どこも満席。ようやく片隅が空いている喫茶店にもぐりこむようにして入店。初めての店であまり落ち着かなかった。
 横浜駅での食材の買い物に付き合って帰宅。いくら自分が食べる食材であっても、妻のテンポでの買い物に付き合うのは疲れる。何事もそれぞれ自分のテンポ、癖というのがあるので、それが叶わないのはつらいものがある。
 いつも私にせかされてしまう妻は、私と買い物に行きたがらない。逆の立場に立つとよくわかる。

 帰宅後は二人とも体力は使わなかったものの、疲れてボーッとしているうちに夕方になってしまった。本当に「休日」となってしまった。