Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「おくのほそ道」から「越中路」「金沢」

2023年02月11日 22時41分50秒 | 読書

 本日の「おくのほそ道」の書き写しは第36段「越中路」とも「那古の浦」とも言われる段、ならびに第37段「金沢」。
 第37段には早世した一笑(いっしょう)という門人への追悼句「塚も動け我が泣く声は秋の風」という忘れがたい句がある。また一句おいて「あかあかと日はつれなくも秋の風」という句もあり、私はこの句も気に入っている。赤い夕陽の色彩とはなかなか結びつかない秋の風を結びつけて、印象鮮明なところに惹かれている。

  いよいよ「おくのほそ道」も残すところ八つの段のみとなってしまった。漢字を書くこともだいぶ順調に回復しつつある。まだまだではあるが、回復の端緒には着いたと思う。芭蕉に感謝しなくてはいけない。



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