けいゆう病院の建物はもうだいぶ年数が経っている。みなとみらい地区の開発が始まって早い時期に建ったものだと記憶している。
建築されたときが古いためとは思えないが、待合室や会計待ちのスペースの照明が明るくない。どちらかというと暗い。そのためとは言いたくはないが、本を読む気にならない。近点用メガネでも読みにくい。
前回も今回も病院の建物を出て、喫茶店に入ってから若干の読書タイムとした。
しかし治療方針がこれまでとあまり変わらず、希望がもてるような状況にはならなかったこともあり、気分的に少々うつむき加減であった。読書タイムは身が入らず、短時間で切り上げて、早々に自宅に戻ることにした。
いったん横浜駅に出て、バスに乗って帰宅。バスは平日のラッシュ時よりも前の時間であったが、満員。ひとつ前のバス停で下車、ドラッグストアで買い物ののち、近くの公園で数枚を撮影。1500歩ほどをゆっくりと歩いた。
帰宅後も膝が痛くならず、少しホッとした。しかしこの杖突き歩行、いつまで続くのであろうか。
本日は天候が回復し、29.0℃まで気温が上がった。北よりの風が10mを超えていたが、この気温まで上昇。
風がなかったら、暑さで具合が悪くなっていたかもしれなかった。
雲が多く、雲の占める割合は50%位であったろうか。
東西南北、いづれの方向も同じように雲が美しかった。本日は西と北の空を撮ってみた。
本日は七夕、晴れたので星の逢瀬はかなう、ということらしい。しかし考えてみれば、星は大気よりももっと上空にある。地球の大気圏外である。雲が逢瀬の邪魔をすることはない。あるとすれば、逢瀬を覗き見ようとする人間への警告であろうか。現に七夕の日が晴れる確率はかなり低いとのことである。
年寄りがこんなことをつぶやいても、笑われるだけであろう。
けいゆう病院での診断の結果、右膝のじん帯の損傷は無かったが、半月板の損傷・変形がかなり進んでおり、これが痛みの原因である、といわれた。
私のほうからは人工関節について訊いたところ、大腿骨と脛骨の間の関節腔には炎症はないので、今の時点では勧められない。リハビリの大変さや、大腿骨や脛骨の一部を切除するリスクは大きいといわれた。ただし人工関節にしても今後のMRI検査に支障はないとも言われた。
医師との対話の結果、治療としてヒアルロン酸注入を隔週で再開して様子をみる。数回の注入後症状の改善の方向が見えなければ再度治療について相談する、ということにした。早速本日注射を実施。
ということで2週間後に再度予約を入れてもらい、ヒアルロン酸の注入をしてもらうことになった。
また医師からは、これまでのような運動やウォーキングなどは当面無理なこと。杖を手放さずに、一日に歩く歩数を大幅に減らすように指導された。痛み止めは痛みが強いとき、あるいは出かけるときに服用するように指導を受けた。毎日定期的に服用する必要はないとのことであった。
当面、この担当の医師の治療を受けることにした。他に選択肢はないに等しいし、それだれではなく、会話の内容もそれなりにしっかりしていると感じたことが大きい。