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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

桜の実

2020年04月21日 22時49分54秒 | 俳句・短歌・詩等関連



 病院を出てから近くの緑道を歩いた。カワヅザクラの葉の中に赤い実をいくつか見つけた。花が散ってから一ヶ月、小さいながらこのように赤くなっていた。ソメイヨシノの実は塾すると黒くなるが、カワヅザクラの実も同様に黒くなるのであろうか。身近に見ているのに、そこまで観察していなかったことにようやく気がついた。
 観察ということの難しさについて、現役で仕事をしていた40代前に思い至ったことがあった。今さらながらそれを思い出した。
 人間の観察力というのは、かなりいい加減だと言われてきた。小・中・高校とずっと教師に言われてきた。勤めてからも先輩などによく諭された。30代になるまでは、そのようにならないように一生懸命「観察」することで精一杯だった。
 しかし30代半ばを過ぎ40代近くになってから、いくらきちんと観察しても、完璧はあり得ない、ということにようやく気がついた。幾度も、必要なたびに虚心ももう一度観察することの方が大切だということに気がついた。視点を変えれば、見えて来るものが違う。こだわるものがわかれば、違う観察ができるのだ、ということがわかった。
 それでもそのようなことは、言葉としてはすぐに忘れてしまう。それこそ体で覚えた方がいいのだが、後輩にとっては「体験主義」の変なおっさんに映っていたかもしれない。
 仕事を離れて丸8年、ときどき思い出す。それもこんなふうに桜の実を見るようなことで思い出す。それは悪いことではない。美しいものや自然を見て思い出すのであるから。

★活計(たつき)より離れて久し桜の実     菅原 涼
★桜の実岬の端に一人住            須佐薫子

 桜の実、実桜は食べるためのサクランボと違って、小さな実である。小さく、頼りなげに風になびき、葉の影に隠れている。そんな風情に自身を重ねることも出来る。老いの実感とも重なり合う句もあった。孤独を実感するときもあるようだ。それでも実はサクランボのように二つがつながっている。


足首のむくみ、原因はわからず・・・

2020年04月21日 20時30分22秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午後にいつもの内科で先週の検査結果を教えてもらった。エックス線で見る限り心臓の異常はなさそうということは先週既に伝えられた。本日は伝えられたのは、
・尿検査では腎臓に異常はない。
・血液検査では、肝臓の異常、炎症を示すCRP値も正常、甲状腺の機能も問題なし、腎機能も正常、糖代謝も正常、心不全のマーカーも問題なし。血栓症のマーカーは市民病院での数値と大差なし。
 という説明を受けた。つまり内科的な検査では両足首のむくみの原因はわからないということであった。
 一応1週間分の「作用の弱い利尿剤」を処方してくれた。明日の朝以降服用してみて欲しい、とのことであった。

 痛みはないので、しばらくの様子見ということに従った。
 しかしどこか釈然としないことも確かである。

 


情けない腰痛

2020年04月21日 10時14分06秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 朝起きたときから腰の痛み。

 情けないことに、原因は昨日風呂の壁と床のタイルの目地をブラシで洗ったことと思われる。タイルの表面は石鹸を含ませたスポンジで簡単にきれいになるが、目地はブラシを強くこすらないときれいにならない。数年ぶりに私がしてみようということで、実施した。
 しゃがむのは膝が痛くて無理なので、プラスティックの椅子に座りながら床の目地から始めた。床が終わった時点でもう腰が痛くなりかけていた。壁はかなり手抜き。

 膝がまげられないだけでこんなにも腰に負担がかかっているかと思うと怖いものである。普段あれだけウォーキングをしても平気なのだが、少しでも中腰や膝を曲げただけですぐに腰痛になってしまう。

 さて本日は一昨日にできなかった買い物のお付き合いと、午後はいつもの内科の診断。先週足のむくみがひどいので検査をしてもらった。その結果を聞きに行く。むくみは改善されていない。どういう検査結果になるのやら。妻が見ても腫れがひどいという。痛みはない。