Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日は休養日、明日は買い物係

2019年01月19日 22時29分43秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日の夜のウォーキングはおやすみ。さすがに兼属したウォーキングで草臥れた。休息もまた必要、というよりもインフルエンザの予防として無理な体の酷使は避けたい。

 本日は朝のうちの病院までの往復などをしただけ。わずか3千余歩である。明日は13時から団地で打合せを長くて2時間くらいだろうか。
 今日・明日と休養日としたいものである。

 本日の夕食は、コブを敷いた土鍋に、ニラとネギとシメジをタップリと入れた湯豆腐。豚肉の大きめの薄切りを4枚ほど入れた。ご飯はお粥。食欲があまりない妻には食べやすかったようだ。
 私は豆腐は木綿豆腐でないと食べた気にならない。私のこだわりと云えばこだわりである。「豆腐は重量感がなければ美味しくない」というのが持論。ニラがとても美味しかった。ニラとネギで風が飛んでいってくれるといいのだが‥。

 妻は火曜日までの禁足令を医者から言い渡された。私が買い物係をしなくてはいけない。


「佐藤鬼房句集」から 4

2019年01月19日 18時40分00秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 句集「鳥食」から
★磯づたひ暮春に拾ふ錆ナイフ
★吐瀉のたび身内をミカドアゲハ過ぐ


 句集「朝の日」から
★打ちおろす斧が地を噛む春の暮
★年立って耳順ぞ何に殉ずべき


 句集「潮海」から
★またの世の枕に束ね置く銀河
★旅絵師に会ひしむかしのみぞれ雪
★綿虫夕空毀れやすきかな


 句集「何處へ」から
★花種子を播くは別離の近きゆゑ
★純粋とは狂ひしことか吾亦紅
★静まらぬ一魂魄や地に枯葉


 「ミカドアゲハ」は日本では近畿地方より西、南におり、アジアでは中国南部などの東南アジアに生息する。作者の活動範囲は日本の東北地方であるから、戦争体験に基づく句である。「吐瀉」という苦しく苦い体調をももたらす戦争体験に出てくる揚羽、それも「ミカド」の名がつく。作者には自らの存在そのものが否定された名を冠している。
 第4句「耳順」は60歳。悩み、もがいているうちに自分を見失いそうになるのは、いくつになっても同じ出る。
 第9句、第10句、魂の叫びの根源に戦争体験が戦後の生を規定した。それは半世紀以上作者を引きづりわしている。私はことばを失う。


インフルエンザであった

2019年01月19日 13時30分10秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 午前中に妻を連れて近くの病院に行ったらインフルエンザと診断された。予防接種を10月に受けたのだが、残念ながらかかってしまった。
 どこで移されたかはわからないが、私も多分もう観戦している可能性は高い。潜伏期間中ということだろうと思う。昨年は私がインフルエンザにかかった時、症状がおさまってから1週間後くらいに妻が発症した。医師からは私からの感染ではないといわれたという。

 今回病院はとても混んでいた。薬局も混んでいた。薬局では私は中に入らず、外で待っていた。この混雑がいちばん感染しやすい場所のような気がした。

 私は本日の夜と明日の昼間は会議と打合せ、そして月曜の午後は5週間ぶりの通院である。月曜日までは発症してほしくない。しかしインフルエンザにかぎらず病気というものはいつも期待を裏切る。希望を踏みにじる。予定を狂わせる。そういうものである。
 潜伏期間中ならばいまさらジタバタしてもあまり意味はない。おとなしく、体力の温存をはかるのが一番体にはいいと思われる。


★いつもより家路の遠く風邪心地      水田むつみ
★風邪心地部屋の四隅の遠さかな      遠山陽子