Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日からまた資料作り

2019年01月15日 23時13分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明日からは今度の土曜日の団地の会議の資料作りを始める予定。午前中は近くの郵便局へ出向いて郵便物の投函。重さが若干あるので定形外になりそう。友人の一周忌を兼ねた新年会に参加できなかった友人に渡す報告文書である。ご遺族には本日投函済み。
 会議の資料作りは昼前から作業に入る。先々週の会議を思い出し、復習をしながらの作業になる。有難いことに概略はいただいているので、とても楽になっている。できれば早めに仕上げてしまいたいものである。

 昨晩は入浴後1時間以上たってから布団に入ったので、体が冷えて寝られなかった。毛布をひっぱり出してきたがそれでも明け方まで寝られなかった。
 本日は早めに寝たいものである。毛布はもうしまった。


時雨

2019年01月15日 22時12分52秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 午後からときどき日が射して来たと思ったら、急に雨が降り出すという天気になった。黒い雲が不気味であった。すぐに止んだのだが、太陽は顔をすっかり引っ込めてしまった。太陽が沈む時間になってから雲に切れ目が出てきて、今はところどころに星が見えている。
 本日の最高気温はほぼ10℃とそれほどひくくはない。気分的に低く感じているようだ。

★旅人にしぐれて藍き嶽鎧ふ        飯田蛇笏
★時雨雲とざしかねたる星に逢ふ      加藤楸邨
★しぐれ道影失ひて歩みけり        牧長幸子


 第一句、旅人と遠景の山の景を同時に配し、大きな景が眼前に現われる。「芋の露連山影を正しうす」と同様の大きな句柄。
 第二句、雲間から見える星。だがこのときの句は空襲の激しい東京で句の句を集めた「火の記憶」におさめられている。米軍の艦載機がごく少数で飛んでくる1944年12月。弟が安否を問い、訪ねくるという緊張した時節である。優雅な星の光も、爆撃機の灯と二重写しに光る。
 第三句、急に時雨雲が空を覆い、自分の影が消えて降り出す一瞬の緊張。影は自分の影だけでなく、今ふと思い出された人、亡き人の面影なのかもしれない。

蝋梅

2019年01月15日 12時44分32秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日は朝から太陽が顔を見せずに寒々しい印象。時折薄い雲をとおして弱々しい光が当たるが、暖かくなるとはとても思えない。カラスの声が凍えて聞こえる。

 12日に開催した友人の一周忌を兼ねた新年会の写真を整理。欠席者に当日出てきた友人の思い出の文章やら古い写真をコピーして送付の準備完了。あとは家電量販店で当日の集合写真を焼き増しして、同封するだけ。
 これから昼食をとって出かける予定だが、昨日よりは厚手のセーターを着た方が良いようだ。団地の傍の住宅の庭の蝋梅が美しく咲いていると妻が教えてくれた。探してみようと思う。

★蝋梅を月の匂ひと想ひけり       赤塚五行
★蝋梅へ帯のごとくに夕日影       川崎展宏


 第1句、鼻が良い匂いを感知しない私は、匂いは想像するしかない。月の光が蝋梅の匂いに重なるのかと新鮮な驚き。そんな匂いの感じ方もあるのかと感心した。古代の詩歌の世界のように匂いを光と解釈すれば、蝋梅と月の光が響き合う。私は現代風に匂いと光の色との複雑な絡み合いと解釈してみたい。そして「想ひ」から、過去の回想という解釈もできる。ひょっとすると艶やかな句なのかもしれない。
 第2句、淡い黄色の蝋梅の花に、橙色の夕日が直線的にかかる。それも隙間のある板塀などをとおして細長い日影として当たる。日のあたらない花は昏く、日のあたる花だけが浮き上がって見える。一日の充実が目に見えるようだ。この句も「帯」を女性の着物の帯と見るとまた違った景色となる。

茨城県南部の地震

2019年01月15日 00時15分36秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日、昼前に出かけるときに、スマホを持って出るのを忘れてしまった。充電器から外していつものようにズボンのポケットに入れるのを忘れた。無くさないようにズボンのベルトに紐で固定するのだが、固定用のバンドまでは自分で用意したのに、肝心なスマホを忘れるという失敗であった。

 そのために13時30分頃に茨城県南部で震度4(マグニチュード4.9)の地震があったのに詳しい情報を知るすべがなかった。淵野辺の駅前で昼食を食べながらバスを待っているときであった。淵野辺駅付近も、我が家の周辺も震度は2であった。店の中は20人ほどの客と5人ほどの店員、妻と私を除いて誰も気がつかなかった。私も初めは妻がテーブルをゆすっているのかと思った。妻は私の後ろの壁にぶら下がっている小さな額のような飾りが揺れているので地震と気がついたとのこと。
 計測震度は我が家の周囲で2.2となっている。意外と気がつかないものである。私も妻が指摘しなければ地震とはわからなかったと云える。

 この地域、いつも地震が起きる。地震の巣ともいわれる。いつもこの程度の地震が起きているので、歪は解放され大きな地震はない、と断言できるのか、それともいづれもっと大きな地震が起きやすいのか、それすらも分からないのが、地震予知の現状でもある。