Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「夕陽妄語3」(加藤周一)を購入

2016年05月30日 23時02分23秒 | 読書


 先ほど横浜駅の有隣堂でこの本を見つけた。4月に発刊されたばかり。パラパラとめくっていたら「蕭白不思議の事」(2005年)という一文を見つけた。
 実は曽我蕭白のことは短くともいいから、書いてみたいと思っていた。迫力ある「雲龍図」に対する評価と、その他の作品への違和感との落差は何なのかよくわからないでいた。辻惟雄の「奇想の系譜」でもふれたが、自分の書いたものに今ひとつ納得がいかない。
 もう少し考えるきっかけになればと思い、思い切って購入した。奔騰は1296円もするのでもう少し待って古書店で購入しようかとも思ったが、忘れてしまうかもしれないと思った。

ナンテンの花

2016年05月30日 20時08分49秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 夕方に小雨になったので、横浜駅まで歩いた。途中から霧雨のような雨が降り始めたが、傘をさしている人は少なかった。横浜駅に着くころにはほとんど雨は気にならなくなった。



 途中緑道で妻が南天の蕾と花を見つけた。私は普段あまり見つけることのない蕾と花なので、スマホで撮影してみた。花はとても小さい。まだ蕾の方が圧倒的に多く、花は目立たない。白い6枚の花弁は反りかえっていて萼のようにも見える。黄色い6本の雄蕊が花弁のようにも見える。中央の丸い丘のようなふくらみが雌蕊と思われる。大きな花序であるからいっせいに咲くと見事なのかもしれない。実は私は初めて見るので花序全体が咲くとどのように見えるのかわからない。
 一輪、二輪と咲いている今の時期、実に控え目で大人しく、清楚な感じはする。私個人としては大きな花よりは小さな花の方が好みである。そして何よりもこの小さな白を基調とした花から、深紅の実がたわわに成るというのが不思議である。この花と実の大きな変化が人を惹きつける要因でもある。
 よく弁当に葉が3枚ほど入っている。先ほど調べたら葉・花・実を含む全部位にごく微量のシアン化水素が含まれているとのことである。人体に影響を与えるほどの量ではないが、食品の防腐剤として弁当などに彩りを兼ねて入れるようになったらしい。

 横浜駅で妻は若干の買い物、私も「夕陽妄語3」(加藤周一、ちくま文庫)を購入した。その後再び歩いて家に戻ろうとしたが、買い物の荷物が重いのと、再び雨が少し降り始めたので、バスで帰宅。
 霧雨のような雨がこの時間も降り続いている。「レインアイよこはま」を見ると1ミリ未満の雨の区域がまだ県の中央部にあり、範囲を広げながら少しずつ東に移動している。


Newton7月号

2016年05月30日 14時07分56秒 | 読書


 Newton7月号の「熊本地震」の特集記事に目をとおした。日経サイエンス7月号とあわせて少しずつ熊本・大分地震の概要はわかりかけたような気にはなってきた。
 ダイナミズムの中でどうしてもわからなかった日奈久断層のズレガ右横ずれを生じさせた引っ張りの力ということであるが、この力の原因については日経サイエンス7月号の方がフィリピン海プレートの九州・パラオ海嶺の存在から言及していた。こちらのNewton7月号ではその力の原因については触れていないが、地殻変動図で現実にそのようになっているところが記されているなど、両者を合わせて読み切ること、理解することが求められるようだ。
 全体を理解できたとは思えないが、さらにいくつかの疑問点を整理して、いづれ友人とまた議論をしてみたいと思っている。


アジサイとタチアオイ

2016年05月30日 11時47分50秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
         

 昨日は14時に25.9℃の気温を記録した。相鉄線の星川駅から家まで歩いて帰る途中のマンションにアジサイとタチアオイが咲いていた。
 タチアオイは明るい陽射しの下で映える花である。アジサイはやはり雨の日がいいのだが、陽射しがあってもしっくりと景色になじんで見える場合もある。



 空の雲は初夏の雲、あるいは秋の雲にも似ている。
 気持ちのいい汗をかきながらの1万3千歩。寝る前にもう少し歩くつもりでいたが、すっかり忘れて気がついたら24時を回っていた。