Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

久しぶりにバッハ

2010年02月22日 23時19分28秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 管弦楽組曲全4曲を聴いた。しかしやはり人気のある第2番全曲と第3番のAirが一番落ち着いて聞くことができる。特にAir、この静かな曲を聴くゆとりのある気分と時間がいとおしい。この曲を聴くときには誰にも煩わされたくない、邪魔されたくない。
 そんな気分になるのは外には、ハイドンの6曲のバイオリンソナタ、モーツアルトのレクイエム(特にラクリモーサ)と、ベートーベンのバイオリンコンチェルト、ショパンのノクターン(特に2番)。
 しかしこのAir、全4曲の華やかさの中で、異質な曲だと思う。それが余計この曲を際立たせている。

 本日は血圧が高めで、背中の鈍痛が午後から続いている。夕食後、この管弦楽曲全曲を聴きながら寝かせてもらった。先ほど血圧を測ったところずいぶんと下がっていた。バッハの効能抜群といったところ。
 本日は早めに就寝させてもらうことにした。

自句自解(12) 三内丸山遺跡

2010年02月22日 22時39分09秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 三内丸山遺跡
★栗茹でてみちのく縄文の濃きみのり
★栗食めば縄文の世のつよき味
★とんぼ舞う縄文の柱に海光る
 三内丸山遺跡を始めて訪れた。浅虫温泉での前泊に栗が出た。その味をかみ締めながら、栗の大木でできた建造物や丸太を見学。その大きさと共に丁寧と思われる遺跡保存の実際を見ることができた。栗は当時の大切な炭水化物の摂取源でもあった。
 東北地方は縄文時代のもっとも豊かで、先進的な地域であったことを思いながら、じっくりと遺跡を回った。
 また、高台から陸奥湾、津軽海峡をながめ、北海道とのつながり・交流にも思いを馳せることができた。海からの光が、あの六本の柱にあたり輝いて見えた。

 しかしこの3句、私の力量不足だと思う。どのように変えても、「縄文」という言葉が浮いている。「縄文」という言葉を離れないとリズムも句意もしっくり来ない。