蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

投げやりな郵便屋さん

2009-02-19 00:49:40 | 杭州・杭州周辺
雑誌を購読している。
『文物』っていう中国考古学系の雑誌。
中国考古学系では最もメジャーなはず。

こちらでの基本的な雑誌の購読方法は日本とちょいと違う。
講読したい年の前年の10月・11月頃に近くの郵便局に行き、
そこで、所定の用紙に雑誌名・雑誌番号を書き、
そしてそのまま窓口で講読分(基本的に1年)のお金をまとめて支払うというもの。

用紙にはもちろん「お届け先」も記入する。
ボクは昨年は職場にしておいたのだが、
職場が夏頃には移転する計画があるため、
今年は自宅にしてみた。

先日、ようやく1月号が届いた。
日本では普通1月号って前年の12月頃届くでしょ。
でも、1月号が2月の半ばになって届いた。
まあ、そんなもんなんです、こっちは。

当然だが、自宅には郵便受けがある。
建物(7階建て)の1階に全部屋分まとめて郵便受けがある。
もちろん、各部屋にわかれているが、
各階×3部屋=21部屋分なので、一つ一つは小さい。
昨年新聞を購読していた時も新聞は4つ折りくらいにされて入っていた。

基本的に郵便物は職場に届くようにしているので、
自宅に届くことはほとんどない。
そのため、郵便受けのなかは近くのスーパーの広告だの不動産の広告だのであふれている。
たまにそれらを取り出すために、郵便受けを開ける。
(もちろん、カギを付けていますよ)

先日、いつものように郵便受けを開けると、
中に『文物』1月号が入っていたのである。
二つに強引に折られた姿で。

無惨である。
袋に包まれてもいない。
むき出しのままである。
表紙の1部は切れているし、
写真の通り、救出後もクルルンってなったまんま。
しかも裏表紙には郵便屋さんが書いたと思われる住所番号がボールペンで直に殴り書きされている。

あんまりじゃあ、ございませんか、郵便屋さんよ。
もうちっと丁寧に扱ってもらいませんかねえ。
折角きれいな写真なんかがふんだんに入っている雑誌なんですから。
お願いしますよ、ホントに。