ヒガンバナの季節だ。
ブログにもヒガンバナの投稿が増えてきて、私も毎年撮影しているところへ行ってみた。
あれあれ、もうお花が終わりではないか・・
雄しべの先の葯には花粉が残っていない・・
諦めて、翌日違うところを歩いていると、咲いていた!
赤・白、乱舞ではないか!
夢中になって、写真を摂ったら、やぶ蚊にやられた。
帰ってみると、6か所も刺されていた。
ところで、ヒガンバナは三倍体。受粉しても不稔のはずだ。一生懸命つける花粉は何かの役に立つのだろうか?
蝶や蟻がお花に集まってきていた。何らかの役に立っているのだろうね、きっと。







以下は9月28日に追記しました。
ヒガンバナが、毎年同じような時期に、土の中から一斉に芽を出すのが不思議でした。
ヒガンバナの発芽のタイミングについて、「植物Q&A」というサイトに詳しく載っていましたので、関連部分を引用しました。
『 彼岸花はどうやって季節を知るのですか?』について私の考えを述べさせて頂きます。
1.ヒガンバナは普通9月中・下旬に開花し、開花後に葉を地上に展開させ、翌年の5月中・下旬に葉が枯死し、夏を越します。一方、球根内での花芽の分化・発達についてみますと、花芽分化は葉が生育中の4月下旬に始まります。葉が枯れた後の6月中旬に雌ずい形成期、8月下旬に花粉形成期と発達して、9月中・旬に開花します。
2.冬期、最低20℃程度の加温室で栽培すると夏にも葉を展開させて常緑性になります。しかし、このような条件下では、花芽は分化しません。このことから、ヒガンバナの花芽分化には低温遭遇を必要とし、低温はバーナリゼーションとして作用しているようです。
3.花芽分化および雌ずい形成までの発育適温は25〜30℃付近にありますが、分化・発育の可能な温度範囲は10〜30℃で広いことから、自然条件下では温度が上昇に向かう4月下旬から花芽分化が始まるようです。
4.雌ずい形成期に達すると、それまでの発育を促した高温(25〜30℃)ではかかえって発育が抑制され、適温は20℃付近に低下します。自然環境下での開花が9月中・下旬になることや関東での開花が関西より10日ほど早くなるのは、この発育適温の低下によるものといえます。
5.以上のように、ヒガンバナは温度(特に地温)を感じて花芽の分化および発達が進行しているようです。また、花芽分化に対して低温はバーナリゼーションとして作用しているようです。
森 源治郎(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1082
ブログにもヒガンバナの投稿が増えてきて、私も毎年撮影しているところへ行ってみた。
あれあれ、もうお花が終わりではないか・・
雄しべの先の葯には花粉が残っていない・・
諦めて、翌日違うところを歩いていると、咲いていた!
赤・白、乱舞ではないか!
夢中になって、写真を摂ったら、やぶ蚊にやられた。
帰ってみると、6か所も刺されていた。
ところで、ヒガンバナは三倍体。受粉しても不稔のはずだ。一生懸命つける花粉は何かの役に立つのだろうか?
蝶や蟻がお花に集まってきていた。何らかの役に立っているのだろうね、きっと。







以下は9月28日に追記しました。
ヒガンバナが、毎年同じような時期に、土の中から一斉に芽を出すのが不思議でした。
ヒガンバナの発芽のタイミングについて、「植物Q&A」というサイトに詳しく載っていましたので、関連部分を引用しました。
『 彼岸花はどうやって季節を知るのですか?』について私の考えを述べさせて頂きます。
1.ヒガンバナは普通9月中・下旬に開花し、開花後に葉を地上に展開させ、翌年の5月中・下旬に葉が枯死し、夏を越します。一方、球根内での花芽の分化・発達についてみますと、花芽分化は葉が生育中の4月下旬に始まります。葉が枯れた後の6月中旬に雌ずい形成期、8月下旬に花粉形成期と発達して、9月中・旬に開花します。
2.冬期、最低20℃程度の加温室で栽培すると夏にも葉を展開させて常緑性になります。しかし、このような条件下では、花芽は分化しません。このことから、ヒガンバナの花芽分化には低温遭遇を必要とし、低温はバーナリゼーションとして作用しているようです。
3.花芽分化および雌ずい形成までの発育適温は25〜30℃付近にありますが、分化・発育の可能な温度範囲は10〜30℃で広いことから、自然条件下では温度が上昇に向かう4月下旬から花芽分化が始まるようです。
4.雌ずい形成期に達すると、それまでの発育を促した高温(25〜30℃)ではかかえって発育が抑制され、適温は20℃付近に低下します。自然環境下での開花が9月中・下旬になることや関東での開花が関西より10日ほど早くなるのは、この発育適温の低下によるものといえます。
5.以上のように、ヒガンバナは温度(特に地温)を感じて花芽の分化および発達が進行しているようです。また、花芽分化に対して低温はバーナリゼーションとして作用しているようです。
森 源治郎(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1082
ヒガンバナが紅白揃って満開!
綺麗~!の一言です。見事ですね。
こちらより大分早いです。
白花と言っても、やはり少しクリーム色が勝っていますね。
私も写真を撮ってPCに取り込んだ時、あれれ、真っ白じゃないと気付きました。
この春、鉢の中でぎゅうぎゅに根詰まりした球根をほぐして植え替えましたが、根が長いのに驚きました。
今もう鉢底から根が出ています。
深い鉢に植えないと駄目ですね。
やはり地植えが一番です。
このところヒガンバナの投稿を、多く目にしています。
近所の散歩道へ出かけたところ、既に雄しべの先に葯はなく、写真を撮るのを止めました。
今朝、fukurouさんのヤブランの投稿を拝見し、既に実がついているとのことだったので、それを観に出かけたら、
何と、近くにヒガンバナがきれいに咲いていました。
以前、ブログに書いた覚えがありますが、生まれ育った地方で、このお花を見たことはありませんでした。
初めて見たのは京都に出た後で、南禅寺の近くを歩いていて見かけました。
何とも毒々しい色彩で、気味が悪いと思ったのが第一印象です。
お墓の周りに植えるのは、モグラにお墓を荒らされないようにするためのようですね。
その後、九州へ行った際には、田んぼの畦道に並んで咲いていたこの花を、美しいと思いました。
畦道に植えるのも、やはりモグラの害を避けるためのようです。
鉢植えのヒガンバナはこれまで見ていません。
お花もそれなりに大きいので、大きな鉢がよさそうですね。
満開の彼岸花綺麗ですね。
こちらでは少し遅れているようですが近くのお寺さんでは見ごろを迎えたようで見に行ってみたいと思います。
また寄らせて頂きます。
shuの花日記をご覧いただき、ありがとうございます。
このところヒガンバナの投稿をよく目にします。
場所によって咲く時期は多少異なりますが、毎年お彼岸の頃に咲きますね。
ヒガンバナとはよく言ったものです。
shuの花日記では、昨年は9月21日に写真を上げていました。
毎年、同じ時期にお花が開くのは、植物のもつセンサーが優れているからですね。
土の中から芽を出して、花を咲かせるまでおよそ1週間と言われています。
光の当たらない土の中で、発芽のタイミングを計り、一斉に芽を出し花を咲かせます。
どんなセンサーによるのでしょうね。
おはようございます。
白い彼岸花と赤い彼岸花の競演、綺麗ですね。
これだけ咲いていれば、豪華です。
今年は全国的に少し遅めの開花だったようです。
こちらでは、散歩道でも赤い彼岸花は盛りを少し過ぎましたが、白い花は今一番美しい時期です。
同じ地域でも場所が少し離れるだけで、咲く時期の差があるようですね。
寝坊助もいるのでしょうか?(笑)
昨日は久しぶりに筑波山へ行き、山麓を歩き回ってきました。
ご返事が遅くなり、失礼しました。
さて、ヒガンバナの咲く時期(タイミング)について、「植物Q&A」というサイトに詳しく載っていましたので、ブログ本文を編集して掲載しました。
どうやら地温の変化で発芽の時期が決まるようです。
朝寝坊のヒガンバナさんは、暖かいお布団(地面)が気持ち良かったのかもしれませんね。