shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

サザンカ - 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑(千葉県佐倉市)

2018-12-16 18:23:20 | みんなの花図鑑
国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑で開催中の、特別企画「冬の華・サザンカ」を観てきました。

リンク⇒「くらしの植物苑」特別企画。

先ずは、サザンカについての復習です。
野生種のサザンカは、花期が10月~12月、花色は白のみで、生育地は主に四国、九州で、北限が山口県萩市だとのこと。
一方、園芸種にはたくさんの種類があり、花色、花形、生育地も広がっています。
園芸種のサザンカは、「サザンカ」「カンツバキ」「ハルサザンカ」「タゴトノツキ」の四つのグループに分けられます。
このうち、ハルサザンカ(春山茶花)は、サザンカとヤブツバキの自然交雑により生まれたと考えられています。

今日は日曜日で多くの入苑者がいるかと思いきや、苑内では数人しか見かけませんでした。
先に言い訳がましいのですが、写真撮影は三脚が禁止されていて、そのため銀レフも使えませんでした。
見ごろを迎えたサザンカの、美しさの片鱗だけでもお伝えることができますでしょうか・・。

それでは、「サザンカ」「カンツバキ」「ハルサザンカ」の順にご覧ください。

■「サザンカ群」

三国紅(みくにこう)


ナバホ


クリムソンキング


三頭咲(さんとうざき)


優美(ゆうび)

■「カンツバキ群」





勘次郎(かんじろう)


スミエド


秋の粧(あきのよそおい)




秋月(あきづき)


長春(ちょうしゅん)


千里の秋(ちさとのあき)


白寒梅(しろかんばい)


富士の峰(ふじのみね)


群小蝶(むれこちょう)

リンク⇒shuの花日記 カンツバキ。


■「ハルサザンカ群」

ユールタイド


星飛竜(ほしひりゅう)




絞笑顔(しぼりえがお)




東牡丹(あずまぼたん)


讃岐(さぬき)


鶯宿梅(おうしょくばい)


紅雀(べにすずめ)


銀竜(ぎんりゅう)

リンク⇒shuの花日記 ハルサザンカ。

リンク⇒shuの花日記 サザンカ - 近所の散歩道(千葉県白井市)。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
shuさん、こんばんは (さざんか)
2018-12-16 22:36:50
佐倉の歴史民俗博物館にはずっと以前に行ったことがありますが、くらしの植物苑があるとは知りませんでした。
サザンカの展示会に行かれたんですね。
なんとまあ、沢山の種類のサザンカが!
私、一応さざんかなんですが、種類は全然知りません。
拝見しても急にはなかなか覚えられませんね。
鉢植えだそうですから、咲く時期をうまく調節しているのでしょうか。
今はもうカンツバキの時期で、近所のあちこちに咲いています。
多分、勘次郎だと思います。

ハルサザンカがあるということも知りませんでした。
良い展示会に行かれましたね。
とても興味深く拝見しました。
有難うございました。
返信する
お久し振りですね (noko)
2018-12-16 23:48:12
shuさん  こんばんは!
お元気そうで何よりです。
サザンカにも沢山種類がありますね。花を撮るときは、楽しかったことでしょう。
あっという間に、時間が、経ってしまいますね。アングルなど素晴らしいです。
私も、もう少しすると椿がさき始めます。
今咲いたのは、椿の初嵐とサザンカの2種だけです。ユーレタイドもありましたね。
私は、アップするものがなく、今まで、少しも、手入れをしていなかったゼラニュウムを一つ
ずつ、花柄・枯葉・茎などを整理しています。
茎もかなり、枯れていました。
残すところあと半月、お忙しい、年末、お体ご自愛くださいませ。
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さざんかさん おはようございます (shu)
2018-12-17 09:12:25
さざんかさん おはようございます。
コメントありがとうございました。

歴博に付属の「くらしの植物苑」には、今年2月の終わりに初めて行きました。
佐倉城址公園の梅林に出かけたついででした。その時に、運良く、特別企画「冬の華・サザンカ」を観ることができました。
「運良く」というのは、実は特別企画は1月で終了の予定だったものが、期間を1か月延長していたのです。それで、ハルサザンカを中心に綺麗なお花をじっくりと観ることができました。
今冬は11月27日からの開催で、早速というほどではないですが、早めに出かけてきました。

さざんかさんが仰る通り、鉢植えでの展示です。
昨日は曇りがちだったので、ハウス内は少し暗くて写真撮影には苦労しました。三脚が使えるとよかったのですが。
写真の出来は昨冬の方が良かったように思います。

それから、展示は実物のお花の他にパネルなどもあって、サザンカの品種開発の歴史などが詳しく書いてありました。
勘次郎というのは開発者の名前だそうです。仰る通り、公園などの植木によく使われています。
「垣に赤い花咲く・・♪」の赤い花は、勘次郎だったかもしれませんね。

最後に、くらしの植物苑には隣接の専用駐車場があります。道路の向かいには佐倉城址公園の駐車場もあります。どちらも無料です。
私がお薦めなのは、歴博の駐車場に車を停めて、佐倉城址を散策して植物苑に向かうことです。歴博の駐車場は広くてアクセスが便利でやはり無料です。
歴博から植物苑まではゆっくり歩いて7~8分ですが、気持ちよい空間です。佐倉市の名前の通り(?)桜の木が多くてお花の時季は混雑しますが、普段は静かです。
姥が池を回ると、今の時季は渡り鳥の姿を見ることもできます。是非、ご訪問なさってください。
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nokoさん おはようございます (shu)
2018-12-17 09:27:23
nokoさん おはようございます。
コメントありがとうございました。
お陰様で元気にしておりますが、お花の数も減ってブログは拝見するだけになっていました。

昨日は久しぶりに外へ出て、お花の写真を撮りました。
お天気が曇りで、外のお花を撮るにはいいのですが、ハウス内は少し暗くて絞りを開くとピントが浅くなるので苦労しました。
三脚が使えるとよかったのですが、「三脚使用禁止」でしたので、ご覧の通りの出来栄えでした。

nokoさんは、この季節でも毎日ブログを更新されています。素晴らしいと思います。
ご自宅が植物園のようですね。
水撒きにもご苦労されると思います。我が家はかつてはじょうろでしたが、最近はホースになりました。
残すところあと2週間となりました。お元気でお過ごしくださいませ。
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佐倉 (masa-shi166)
2018-12-17 11:35:18
はじめまして
暮らしの植物園へは11月に古典菊を見に往復5時間かけて出向きました。
サザンカのすっきりしないところが大変見晴らしよくなりました。文はコピーして見分けの蘊蓄学に入れました。頭の記憶容量と相談して品種には深入りしないことにしていますので、綺麗な写真はじっくり眺めさせていただきます。有り難うございました。昔京都御所で三脚禁止のところ一脚で堂々と撮っている人をたくさん見かけました。^^.
返信する
masa-shi166さん こんにちは (shu)
2018-12-17 12:12:18
masa-shi166さん こんにちは。
コメントありがとうございます。

ご遠方より、くらしの植物苑にお越しになられたのですね。お疲れさまでした。
一般の植物園とは異なり、歴史民俗博物館に付設され暮らしをテーマにしているので、変わった趣がありますね。
私は今年の春に初めて参りましたが、今後は季節ごとに訪れたいと思います。
サザンカについては、本文に貼り付けた「くらしの植物苑」特別企画のリンクページをご覧になられるとよく分かると思います。

三脚でなくて一脚ですね。まったく思いつきませんでした。でも趣旨からすると真似したくないです。
できるだけ綺麗にお花を撮ってあげたいという気持ちは理解できますが、そこまでして撮っても、誰も喜んでくれるとは思えません。
返信する
たき火 (山歩き)
2018-12-19 14:22:29
Shuさんこんにちは。
サザンカはある意味馴染み深いのですが初めて見ました、それも解説付きのとびきり綺麗な写真で。
その解説で山口県が北限と知り、見たことがないことに納得した次第です。
ご存知かと思いますが 🎵さざんか さざんか さいたみち・・・・・・
童謡『たきび』の一節ですが作詞者『巽聖歌』は私の地元の出身なのです。
・・・・・・♫きたかぜ ぴーぷー ふいている・・
は北国生まれの作者ならではと、何かに書いてました。
私の出身小学校の校歌も巽聖歌の作詞によるもので、その一節は♫ひはのぼる ひはのぼる はやちねさんの ひがしから・・・です。
しかしながら、早池峰山は山頂部の三角形が小さく見えるだけで、ふるさとの山とは言い難かったのですが、今では年に3回ほど登る身近な山になりました。
ちなみに、北の盛岡市や南の花巻市からは早池峰山が大きく見えますが、手前に遮る低山がないからです。
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山歩きさん こんにちは (shu)
2018-12-19 15:06:09
山歩きさん こんにちは。
コメントありがとうございます。

巽聖歌さんについて教えていただきありがとうございます。ウィキを見ると岩手県紫波郡の生まれとありました。
同じウィキでは、巽聖歌さんが作詞された校歌も載っていましたが、不思議なことに岩手県の学校は載っておらず、東京都や宮城県、愛知県が多かったです。

サザンカはたくさんの歌詞に出てきますね。童謡では仰る通り「たきび」が有名です。
文部省唱歌(イングランド民謡)の「思い出」(古関吉雄さん作詞)は、「垣に赤い花咲く・・♪」で始まりますが、そのお花はサザンカですよね。
セカオワが歌う「サザンカ」も好きな歌で、歌詞がいいですね。以前投稿したことがあります。
https://blog.goo.ne.jp/shu2702/e/d5e64bb0d15daf6ab073a3d963531d65

故郷の山をお持ちなのは、素晴らしいことだと思います。山はいつでも暖かく迎えてくれます。

深田久弥さんは、「日本百名山」の中で、次のように書いています。
「日本人はたいていふるさとの山を持っている。山の大小遠近はあっても、ふるさとの守護神のような山を持っている。
 そしてその山を眺めながら育ち、成人してふるさとを離れても、その山の姿は心に残っている。 
 どんなに世相が変ってもその山だけは昔のままで、あたたかく帰郷の人を迎えてくれる。
 私のふるさとの山は白山であった。」
私にとっても、白山は故郷の山です。
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